自発痛

「自発痛」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

自発痛とは

自発痛とは、外部からの刺激がなく、何もしなくても生じる痛みのことである。歯内治療を始めるにあたって、自発痛など現病歴の確認は欠かせない。また自発痛など痛みについては、その痛みの種類や様子、強さ、持続時間も確認しなければいけない。


自発痛以外の確認すべき痛み:痛みの種類

自発痛以外の確認すべき痛みの種類は、以下の通りである。
  • 誘発痛:外部から刺激を加えることによって生じる痛み
    • 圧痛:器具などで圧力を加えると生じる痛み
    • 咬合痛:ものを噛んだときに生じる痛み
    • 冷水痛:冷たいものに歯が触れると生じる痛み
    • 温熱痛:温かいものに歯が触れると生じる痛み

自発痛以外の確認すべき痛み:痛みの様子

自発痛以外の確認すべき痛みの様子は、以下の通りである。
  • 拍動痛:脈を打つようなずきずきとする痛み
  • 鈍痛:にぶい痛み
  • 鋭痛:鋭く刺すような痛み
  • 放散痛:その歯に留まらず、周りの歯にも及ぶ痛み
  • 夜間痛:寝ている間起きてしまうほどの痛み
  • 関連痛:その歯から離れた歯にも生じる痛み

自発痛以外の確認すべき痛み:痛みの強さ

自発痛以外の確認すべき痛みの強さは、以下の通りである。
  • 激痛:我慢できないほどの痛み
  • 中程度の痛み:なんとか我慢できるほどの痛み
  • 軽度の痛み:少し気になる程度の痛み


自発痛以外の確認すべき痛み:痛みの持続時間

自発痛以外の確認すべき痛みの持続時間は、以下の通りである。
  • 持続痛:長く続く痛み
  • 間欠痛:痛みは続かず、時々痛むなど断片的な痛み




「自発痛」の文献・書籍など

【読み】

じはつつう

【文献・書籍】

『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012.