歯科用語集

2022年03月15日

濾紙ディスク法

「濾紙ディスク法」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

濾紙ディスク法とは?

濾紙ディスク法とは、味覚の検査法の一つで、「円形濾紙ディスク」を用いて味覚の異常を調べる方法です。

濾紙ディスク法で調べる味覚

濾紙ディスク法は、4基本味を調べる事ができます。具体的には甘味(ショ糖)、塩味(食塩) 、酸味(酒石酸)、苦味(塩酸キニーネ)を使って調べます。なおこのうち、旨味は現在販売されている試薬セットには含まれていません。

濾紙ディスク法の方法

濾紙ディスク法は以下のように行われます。
  1. ピンセットでつまんだ円形濾紙ディスクを検査する濃度の試薬に浸す
  2. 測定部位に塗布する
  3. 開口させた状態で2-3秒待つ
  4. 甘い、塩辛い、酸っぱい、苦い、何かわからないが味がする、無味と書いた紙(味質指示表)を指さして味質を申告してもらう
  5. 明瞭な味質の応答がない場合、同じ味質の番号の多い(濃度の高い)試薬に移る

この記事は無料の会員限定です
会員登録して読む(無料)
ログインして読む