悪性黒色腫(メラノーマ)

「悪性黒色腫(メラノーマ)」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

悪性黒色腫(メラノーマ)とは?

悪性黒色腫(メラノーマ)とは、非上皮性の悪性腫瘍である。悪性黒色腫(メラノーマ)は50代以上で発症しやすく、口腔内では上顎歯肉と口蓋に多く見られる。

悪性黒色腫(メラノーマ)は増殖・浸潤がきわめて速く、最も予後不良な腫瘍の1つである。悪性黒色腫(メラノーマ)は血行性、リンパ行性に転移し、遠い部位への転移速度も速い。悪性黒色腫(メラノーマ)はしばしば多発性であり、高い頻度で肺転移が見られる。



悪性黒色腫(メラノーマ)の症状

悪性黒色腫(メラノーマ)の症状は以下である。
  • 鮮やかな黒色の色素斑
  • 鮮やかな黒色の腫瘤
  • 色素を形成しないものもある

悪性黒色腫(メラノーマ)の原因

悪性黒色腫(メラノーマ)の原因は、メラニン色素産生細胞(メラノサイト)の悪性転化である。

悪性黒色腫(メラノーマ)の検査所見

悪性黒色腫(メラノーマ)はCT検査やMRI検査でび慢性の浸潤を認めるが、境界は不明瞭である。病理検査では、メラニン色素産生細胞の増殖が見られる。悪性黒色腫(メラノーマ)の病理検査ではMasson-Fontana染色、S-100タンパクなどの免疫染色などを使用する。

悪性黒色腫(メラノーマ)の治療方法

悪性黒色腫(メラノーマ)の治療では、インターフェロンによる免疫療法と切除が併用されるが、予後はきわめて不良である。悪性黒色腫(メラノーマ)の切除は他部位への転移がない場合に行われる。放射線療法は効果に乏しい(放射線感受性がきわめて低いため)。



「悪性黒色腫(メラノーマ)」の文献・書籍など

【読み】

あくしょうこくしょくしゅ(めらのーま)

【文献・書籍】

『歯科医師国家試験参考書New Text別冊 口腔外科セレクトアトラス 第1版』, 麻布デンタルアカデミー, 株式会社干乃コーポレーション, 2012.