フルマウスディスインフェクション(FMD)

「フルマウスディスインフェクション(FMD)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月24日

フルマウスディスインフェクション(FMD)とは?

フルマウスディスインフェクション(FMD)とは、抗菌薬を投与した上で全顎のSRP(スケーリング・ルートプレーニング)を行うことで、口腔内の歯周病原細菌を始めとする感染物を24時間以内に排除する歯周治療の方法である。
フルハウスディスインフェクションを行うことにより歯周ポケット内の歯周病原細菌・感染物は排除され、歯周ポケット内の細菌叢が改善されるため、早期に歯周ポケットの減少とアタッチメントゲインを得ることができる。




歯周治療としてのフルマウスディスインフェクション

フルマウスディスインフェクション(FMD)は、抗菌薬による化学的プラークコントロールと、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)による機械的プラークコントロール・歯肉縁下プラークコントロール・プロフェッショナルケアを併用した方法であると言える。
フルマウスディスインフェクションは英語ではfull mouth disinfectionと言い、FMDと略されることもある。フルハウスディスインフェクションは、Quirynenらにより提唱された。

フルマウスディスインフェクション(FMD)の利点・メリット

フルマウスディスインフェクション(FMD)による歯周治療には、下記で挙げるような利点・メリットがある。
  • 歯周病の感染の治療の達成
  • 初期治療の早期化
  • 再生治療の補助
  • 歯周病原細菌の
  • 全身疾患の予防





「フルマウスディスインフェクション(FMD)」の文献・書籍など

【読み】

ふるまうすてぃんぐいんふぇくしょん(えふえむでぃー)

【文献・書籍】

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。

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