カルシトニン

「カルシトニン」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

カルシトニンとは?

カルシトニンとは、生体内のカルシウム恒常性を保つために血清カルシウム濃度を低下させる作用をもつホルモンである。


カルシトニンの骨に対する作用

カルシトニンは、破骨細胞上のカルシトニン受容体に結合して骨吸収を抑制することで血清カルシウム濃度を低下させる。カルシトニンが受容体に作用すると、まず破骨細胞の波状縁の動きが止まる。さらに破骨細胞は容積が減少し、骨表面から離れていく。結果として吸収窩が形成されないので骨吸収が抑制される。

カルシトニンの腎臓に対する作用

カルシトニンは腎臓の遠位尿細管に直接作用する。これにより、リン酸・Ca・Mg・Na・Clなどの尿中への排出が増加する。またカルシトニンは腎臓においてビタミンDの活性化を促進する作用ももつ。

カルシトニンの消化管に対する作用

カルシトニンは胃酸の分泌を抑制するだけでなく小腸の蠕動運動も抑制する。この作用により、カルシトニン過剰投与時に食欲不振になる場合がある。




「カルシトニン」の文献・書籍など

【読み】

かるしとにん

【文献・書籍】