歯胚

「歯胚」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

歯胚とは?

歯胚とは、歯のもとになるものである。歯胚が数年という年月をかけて骨の中で成長し、やがて歯として口腔内に生えてくるのである。



歯胚の発育段階

歯胚の発育段階は3つに分けられる。
  • 蕾状期:歯堤から外胚葉性間葉の内部へ向かう細胞増殖が生じる段階。
  • 帽状期:帽子状の上皮組織であるエナメル器(将来のエナメル質)が、外胚葉性間葉細胞である歯乳頭(将来の象牙質と歯髄)を包むような形となる段階。エナメル器と歯乳頭を囲む外胚葉性間葉の層を「歯小嚢」という。この歯小嚢と、エナメル器・歯乳頭を合わせたものが歯胚である。
→つまり歯小嚢=エナメル器・歯乳頭を囲む外胚葉性間葉の層
 歯胚=エナメル器+歯乳頭+それらの周りの外胚葉性間葉の層
  • 鐘状期:エナメル器の下面が深く陥入して鐘のような形となる時期。この時期に歯胚は口腔上皮から切り離される。



「歯胚」の文献・書籍など

【読み】

しはい

【文献・書籍】

『新しい歯科矯正学』,新井一仁ら,株式会社永末書店,2000