ピエゾグラフィ

「ピエゾグラフィ」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

ピエゾグラフィとは?

ピエゾグラフィとは、患者の発語機能を利用した、デンチャースペースの記録法の1つである。ピエゾグラフィは熟練者でなくても容易に行える方法とされている。またピエゾグラフィでは、患者の発語機能を利用することから、患者自身が治療に参加しているという意識が高まる。ゆえに術者とのコミュニケーションをはかる上でも有用な方法と言える。

ピエゾグラフィの特徴

ピエゾグラフィの特徴は、患者固有の発語時に生じる筋圧を、流動性の高い弾性材料で記録することにある。発語運動を機能運動として用いると、患者の発語を聞き取ることによりフレンジの各部位に対して、機能圧が正確に配分できているか確認することができる。

ピエゾグラフィの手順・方法

  1. 口腔内に挿入した基礎床に、シリンジを用いて軟性材料(ティッシュコンディショナーなど)を注入する
  2. 術者のあとに続いて患者に発音を指示する
  3. 軟性材料硬化後、口腔外に取り出すと、非常に細いデンチャースペースが形成されているのが確認できる
  4. この印象体を口腔内に戻し、同様の操作を数回繰り返す。これにより義肢製作に適切なデンチャースペースを記録することができる

「ピエゾグラフィ」の文献・書籍など

【読み】

ぴえぞぐらふぃ

【文献・書籍】

『無歯顎補綴治療学 第2版』, 平井敏博ら, 医歯薬出版株式会社, 2009.

著者/監修者情報
歯科医師

1992年千葉県生まれ。鶴見大学⻭学部を卒業後、⻭科医師免許を取得。学生時代から個人でアプリやWebサービスの開発を行う。東京⻭科大学大学院博士課程中退。2017年にワンディー株式会社を創業。