アルギン酸ナトリウム

「アルギン酸ナトリウム」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

アルギン酸ナトリウムとは?

アルギン酸ナトリウムは、歯科材料の一つで主にアルジネート印象材の粉成分の一つとして使われている。
アルジネート印象材はアルギン酸塩(アルギン酸ナトリウムもしくはアルギン酸カリウム)と硫酸カルシウムが反応してアルギン酸カルシウムになったものが硬化体である。アルギン酸ナトリウムは昆布などの海藻に由来した成分である。



アルギン酸ナトリウムの分離剤として使う場合

アルギン酸ナトリウムの2〜3%水溶液が石膏とレジンを分離させるための分離剤としても使われる。
石膏面に塗布するとカルシウムイオンと結合して、水やレジンモノマーに不溶なアルギン酸カルシウムの薄い高分子被膜を形成し、分離材の役目をはたす。したがって石膏以外の部分に塗布することは意味がない。




「アルギン酸ナトリウム」の文献・書籍など

【読み】

あるぎんさんなとりうむ

【文献・書籍】

『スタンダード歯科理工学一生体材料と歯科材料一 第5版』, 楳本貢三ら, 株式会社学建書院, 2013.
『新編 歯科理工学 第5版』, 小田豊ら, 株式会社学建書院, 2012.
『コア歯科理工学 第1版』, 小倉英夫ら, 医歯薬出版株式会社, 2008.

著者/監修者情報
歯科医師

1992年千葉県生まれ。鶴見大学⻭学部歯学科卒業後、⻭科医師免許を取得。学生時代から個人でアプリやWebサービスの開発を行う。東京⻭科大学大学院博士課程中退。2017年にワンディー株式会社を創業。