ライニング(埋没)

「ライニング(埋没)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月26日

ライニングとは?

ライニングとは、金属を鋳造する際に鋳造用リングの内側に緩衝用ライナー(リングライナー)の裏装を行うことである。ライニングを行うことで、鋳造用リングが埋没材の硬化膨張、加熱膨張を妨げることを防ぎ、鋳型を大きくし合金の鋳造収縮の保証を行う。
ライニングにおいて、緩衝用ライナーの厚みはリング内の埋没材の膨張量と関係しており、埋没材の膨張量が大きいほど、大きな膨張を得たいときほど、厚くしなくてはならない。



ライニングの種類

  • 湿ライナー法
ライナーを吸水させてライナーを貼り付ける方法である。埋没材の膨張で吸水膨張をさせる場合に用いる。
  • 乾ライナー法
乾燥したライナーを巻き付ける方法である。
  • 乾ライナー・ワセリン法
ライナーを巻いて、その上にワセリンを塗って固定する方法である。硬化膨張時のクッション効果加熱膨張をさせる場合に用いる。






「ライニング(埋没)」の文献・書籍など

【読み】

らいにんぐ

【文献・書籍】

『保存修復学 第6版』, 千田彰ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.
『スタンダード歯科理工学一生体材料と歯科材料一 第5版』, 楳本貢三ら, 株式会社学建書院, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。