垂直性骨欠損

「垂直性骨欠損」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月24日

垂直性骨欠損とは?

垂直性骨欠損とは、辺縁歯槽骨が歯根面に沿って垂直的(縦)に吸収されており、くさび状の形態を示している状態のことである。垂直生骨欠損は外傷性咬合や食片圧入などを原因として生じる。外傷性咬合や食片圧入が存在すると垂直生骨欠損が局所的に生じやすくなる。




垂直性骨欠損の分類

垂直性骨欠損は、歯根に対して残っている骨の壁数によって4つに分類される。
  • 1壁性の垂直性骨欠損:唇舌側いずれの骨壁も失われ、隣接歯側いずれかの1面(1壁)しか骨が残っていない
  • 2壁性の垂直性骨欠損:唇舌側いずれかの骨壁と、隣接歯側いずれかの骨壁が残っている
  • 3壁性の垂直性骨欠損:唇舌側と、隣接歯側いずれかの骨壁が残っている
  • 4壁性の垂直性骨欠損:歯根周囲に骨欠損があるがに外壁は残っている





「垂直性骨欠損」の文献・書籍など

【読み】

すいちょくせいこつけっそん

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。

歯周基本治療の症例リスト

【パピラ(歯間乳頭)における縫合とMTMについて】
11、12間および12口蓋部にわたる垂直性骨欠損に対して保険でFOpeを行いました。
使用した道具は15c、ブーザー2本、TG-0、バリオスのスケーラーです。

先日勉強会で再生療法の話になり、パピラ上の単純縫合が偏側に寄ってたから失敗したんだーって言っててこの12、13間くらいなのを歯肉溝切開していました。根近接してなければこの隙間でも15cとブーザー使用してパピラ残したまま剥離できるからそっちの方がいいんじゃないかなと思いました。どうなんでしょうか。
また歯肉溝切開での縫合について、最後の写真の黄☆のように(テンション強過ぎないよう)縫合すれば、縫合が偏側に寄ることがないからいいんじゃないかと思うんですけどどうでしょう。
最後に、11、12にブラケットをつけてローテーションすれば11、12の根近接改善できてさらに歯根膜付いてきてくれれば歯間の歯周組織も再生するのではないかと考えているのですがどうでしょう。
質問ばかりで申し訳ありません、宜しくお願い致しますm(_ _)m

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分からないことがあり力を貸してくださる方教えてください!

叢生であったり根がほかの歯と近いと、外科処置をしても血流が悪く回復しにくいということはありますか?
右上3番の近心だけ5.6mmであり垂直性骨欠損がみられます。

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