舌癌

「舌癌」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月18日

舌癌とは?

舌癌とは、口腔がんの中で最も頻度が高い悪性腫瘍である。




舌癌の好発

舌癌の好発部位・好発年齢は以下の通りである。
  • 中高年(特に50~60代)
  • 舌縁部(特に舌縁部の後方)

舌癌の症状

舌癌の症状として、以下が挙げられる。
  • 舌の運動障害
  • 潰瘍
  • 周囲の硬結

舌癌の画像所見

舌癌の画像所見として特徴的なのは、以下の所見である。
  • MRIで高信号の領域がある
  • 造影CTで造影される

舌癌の病理組織学的所見

舌癌は、病理組織学的には扁平上皮癌である。舌癌では基底膜が癌細胞の浸潤により破壊されており、また癌真珠がみられる。

舌癌の治療法

舌癌の治療法は、外科的切除を基本としている。舌癌切除術後の補助療法としては、 シスプラチンと放射線治療を併用する治療方法が一般的である。





「舌癌」の文献・書籍など

【読み】

ぜつがん

【文献・書籍】

著者/監修者情報
歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

口腔外科疾患の症例リスト

口内炎のように見えるclassⅣの扁平上皮癌の症例

あまり、症例の投稿がないので当院のケースをおひとつ。

青矢印の部分は舌癌です。
一見、口内炎のように見えますがclassⅣの扁平上皮癌です。
初診時に舌の痛みを訴えておりましたが、3週間の経過観察でも変化せず。そのまま、基幹病院へと精査依頼。
舌癌と診断され、ope。
部分切除であったため、機能的にはほぼ問題なく日常生活を過ごしております。
早期発見、早期治療が大切ですね。
かかりつけの歯科医院で見つけてもらえるかがネックですね。

1Dでこの症例を見る

▶ 20日放送のテレビ朝日系『モーニングショー』では口腔がんを告白した堀ちえみを特集
▶ 玉川徹氏は「医者というプロなら舌がん早期に疑い、見逃すのを避けてほしい」と発言
▶ これにネット民からは「きちんと勉強して発言しろ」といった批判が殺到し、炎上した

『モーニングショー』玉川氏、「医者なら舌ガン早期発見して」発言で炎上 “失礼で無知”の声(ニフティニュース)
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12184-46216/

1Dでこの症例を見る

40代男性。
虫歯治療を主訴に来院しました。
舌に関しては特に、自覚症状はなく、多少見た目が気になっていた程度でした。
口腔外科へ精査依頼。
病理検査で、上皮内癌と診断されました。
切除予定です。

主訴部位以外もよく確認し、患者さんへきちんと説明しなくてはいけませんね。

1Dでこの症例を見る

「口腔外科疾患」に関連する他の用語

この用語が出てくる記事