エナメル小柱とは?
エナメル小柱とは、エナメル芽細胞によって形成される棒状構造で、ハイドロキシアパタイトの結晶が小柱鞘の中に充満したものである。エナメル小柱はエナメル質の構造単位であり、その長さはエナメル質の厚さに相当する。また、約4μm間隔でエナメル横紋が見られる。エナメル横紋は日周成長線と考えられており、連続直線として観察される。
エナメル小柱はトームス突起が形成されていない時期(エナメル質の最表層と最深層)には見られない。
エナメル小柱はトームス突起が形成されていない時期(エナメル質の最表層と最深層)には見られない。
「エナメル小柱」の文献・書籍など
【読み】
えなめるしょうちゅう
【文献・書籍】
『口腔の発生と組織 改訂3版』, 田畑純, 南山堂, 2015