根分岐部病変

「根分岐部病変」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

根分岐部病変とは?

根分岐部病変とは、複根歯の根間中隔に歯周疾患による病変が波及した状態のことである。根分岐部病変はエックス線やファーケーションプローブ(根分岐部用探針)を用いて診査することができる。



根分岐部病変の原因

根分岐部病変は、エナメル突起(エナメル滴・エナメル真珠)や根面溝、樋状根などの歯の解剖学的異常が原因となる場合や、歯根破折や根管壁への穿孔(パーフォレーション)が原因となる場合がある。

根分岐部病変の分類

根分岐部病変の分類には、主に以下の分類がある。
  • Glickmanの根分岐部病変分類(水平方向)
  • LindheとNymanの根分岐部病変分類(水平方向)
  • Hampの根分岐部病変分類(水平方向)
  • Tarnow・Flecherの根分岐部病変分類(垂直方向)

根分岐部病変の治療法

根分岐部病変を治療する方法としては、主に以下のような治療法が挙げられる。
  • ファルカプラスティー(根分岐部形成術)
  • トンネリング(トンネル形成術)
  • 根分割法(ルートセパレーション)
  • ヘミセクション
  • トライセクション
  • 根切除術(ルートリセクション)
  • GTR法(歯周組織再生療法)



「根分岐部病変」の文献・書籍など

【読み】

こんぶんきぶひょうへん

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.
『歯周治療プラクティスマニュアル』, 五味一博士, 永末書店, 2013.