ガルバニー疼痛とは?
ガルバニー疼痛とは、アマルガムと異種金属が接して生じる電流(ガルバニー電流)によって起こる疼痛のことである。金合金とアマルガムが対合歯関係にあるときにガルバニー電流が最大になるが、この場合であってもガルバニー疼痛を生ずるのは15%程である。
また、ガルバニー疼痛は時間経過により消失する。これは修復物の表面に被膜ができて金属間の電位差が減少する、神経細胞が刺激に順応する等の理由によるものだと考えられている。
また、ガルバニー疼痛は時間経過により消失する。これは修復物の表面に被膜ができて金属間の電位差が減少する、神経細胞が刺激に順応する等の理由によるものだと考えられている。
「ガルバニー疼痛」の文献・書籍など
【読み】
がるばにーとうつう
【文献・書籍】
『保存修復学21 第5版』, 田上順次ら, 株式会社永末書店, 2017.