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歯科器材の印象材自動練和器とは?特徴やメーカー、規格/値段の違いなど、おすすめ20選を徹底比較!
リテーナーやマウスガードのアルジネート印象が続く午前中、手練りの粘性がわずかに揺れるだけで気泡や引きちぎれが増え、再印象が発生しやすい。
精密印象でも、練和ムラや計量の揺れがあると、マージン再現や適合の議論以前に工程が不安定になる。
印象材自動練和器は、練和工程を仕組みに寄せ、品質の再現性とスタッフ教育負荷を同時に下げるための設備投資である。
比較サマリー表(早見表)
| 区分 | 製品名 | メーカー | 対象 | 特徴の要点 | 寸法 | 定価目安 | タイム効率 | 保守保証と供給 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アルギン酸用 | スーパーらくねるFine | (株)ジーシー | アルジネートと石こう | 専用カップとモードで2用途を想定 | W260×D260×H340mm | ¥288,000 | 1台で用途統合 | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | APミキサーⅢ AP-1用 | (株)トクヤマデンタル | ペーストアルジネート | 計量不要運用をうたうシステム | W265×D355×H375mm | ¥480,000 | 計量と練和を短縮 | 専用材に依存し供給確認が重要 |
| 周辺機器 | AP電動スクイザー | (株)トクヤマデンタル | ペーストパック補助 | 振動で残量を出しやすくする | W115×D80×H43mm | ¥12,000 | 廃棄ロス抑制 | 対象は専用パック運用に限定 |
| アルギン酸用 | スピンクルⅡ | (株)モリタ東京製作所 | アルジネート | 減算タイマーと記憶機能 | W245×D205×H290mm | ¥275,000 | 設定再現で時短 | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | みきさん3 | (株)ヨシダ | アルジネート | 正転逆転と速度切替で脱泡を狙う | W243×D305×H335mm | ¥303,000 | 練和と脱泡を統合 | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | ミクロナミキサーⅡ | (株)ヨシダ | アルジネート | トルクと安定性を前面にする | W203×D270×H305mm | ¥325,000 | 立上り差を抑える | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | アルジミキサー | 睦化学工業(株) | アルジネート | 加速制御と回転力で均一化を狙う | W240×D280×H300mm | ¥220,000 | 短時間練和を狙う | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | トルネードD.D | (株)ビー・エス・エーサクライ | アルジネート | 遠心力で均一化を狙う | W205×D245×H285mm | ¥200,000 | 短時間練和を狙う | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| アルギン酸用 | アルジネートミキサー | プレミアムプラスジャパン(株) | アルジネート | 回転立上りの速さを特徴とする | W205×D245×H310mm | ¥172,000 | 立上りを短縮 | 汎用材料中心で供給は比較的安定 |
| シリコーン用 | ペンタミックス ライト | ソルベンタム(合)/スリーエムヘルスケア | カートリッジ印象材 | 均一練和と清掃負担軽減を狙う | W265×D395×H305mm | ¥108,000 | 練和工程を単純化 | 専用材料とチップの供給確認が要る |
| シリコーン用 | ペンタミックス 3 | ソルベンタム(合)/スリーエムヘルスケア | カートリッジ印象材 | 省スペースを前面にする | W225×D283×H280mm | ¥213,000 | 設置性で時短 | 専用材料とチップの供給確認が要る |
| シリコーン用 | デュオミックスⅡ | デンツプライシロナ(株) | カートリッジ印象材 | 圧力一定化で均一混合を狙う | W330×D190×H380mm | ¥160,190 | 吐出の安定を狙う | 対応材料とチップ規格の確認が要る |
| シリコーン用 | シンプレス | (株)日本歯科商社/レンフェルト社 | カートリッジ印象材 | ボタン操作と自動戻り機能をうたう | W330×D190×H380mm | ¥200,000 | 操作を単純化 | 対応材料とチップ規格の確認が要る |
| シリコーン用 | シンプレス ディスペンサー | 白水貿易(株)/ケッテンバッハ社 | カートリッジ印象材 | 硬化時間を音で知らせる機能をうたう | W290×D450×H310mm | ¥138,000 | タイミング管理 | 対応材料とチップ規格の確認が要る |
| シリコーン用 | シンプレスⅡ | 白水貿易(株)/ケッテンバッハ社 | カートリッジ印象材 | 2段階速度で均質化を狙う | W225×D405×H319mm | ¥177,000 | 材料粘度に追従 | 対応材料とチップ規格の確認が要る |
| シリコーン用 | オートシリコンディスペンサーevo | 名南歯科貿易(株)/シラデント社 | 1対1タイプ専用 | 専用材料向けに開発とされる | W290×D450×H310mm | ¥380,000 | 手順固定で時短 | 材料が固定され供給確認が重要 |
| シリコーン用 | ドスパーエボ | リンカイ(株)/ドレーブ社 | デュプリケーション用 | 保護機構付きギアモーターをうたう | W225×D405×H319mm | ¥500,000 | 技工工程の安定 | 用途特化で供給と保守の確認が要る |
| シリコーン用 | オートミキサー | (株)ビー・エス・エーサクライ | カートリッジ印象材 | 電動で一定速度の練和を狙う | W180×D370×H430mm | ¥59,800 | 低価格で電動化 | 保守保証の公開情報は情報なし |
| シリコーン用 | ミックススター eMotion | (株)ヨシダ | カートリッジ印象材 | 据置と手持ちの両運用を想定 | W180×D370×H430mm | ¥300,000 | 運用自由度で時短 | 運用ルールを作らないと散らかりやすい |
| シリコーン用 | Dynamix speed 2 | クルツァー社 | 専用カートリッジ | 3段階速度と残量目安表示をうたう | W190×D380×H330mm | 情報なし | 吐出速度を調整 | 専用カートリッジの供給確認が要る |
早見表は、区分でアルギン酸用とシリコーン用を分け、次に寸法で設置性を揃えてから読むと判断が速い。
定価目安は入口の比較であり、実際のTCOは消耗品、清掃時間、故障時の停止コストで決まる。
供給性の列で専用材依存が強い機種ほど、材料の固定化と在庫設計がROIの分岐点になる。
印象材自動練和器とは
この節では、自院が欲しい成果を明確にし、アルジネート用とシリコーン用を混同せずに選ぶための前提を整える。
結論は単純で、アルジネートは水和と脱泡の再現性、シリコーンはカートリッジ互換と吐出安定が核である。
同じ自動化でも、止まりやすいポイントが違うため、導入前に運用条件を分けて考える必要がある。
アルジネートは、粉液比、水温、練和時間、盛り付け速度のどこが揺れているかを先に見つけたい。
自動練和器で回転を一定化しても、計量が荒ければ結果は揺れるため、機械導入と同時に標準手順を作ることが重要である。
一方で手練りの属人性が大きい医院では、導入初月から再印象の減少として効きやすい。
シリコーンのカートリッジ式は、混合比が機構側で担保されやすく、練和ムラの議論を減らせる。
ただし対応材料、混合比、チップ規格が合わないと使えないため、採用材料と供給ラインを先に決める順が安全である。
精密印象を自費の主戦場に置く医院では、品質の安定が説明力と再製作コストに効く。
【項目別】比較するための軸
この節では、買い替えや初導入の判断軸を、臨床アウトカムと経営指標に直結する形に整える。
比較は、練和品質、動線と清掃、互換と供給、TCOとROIの四つに分けると迷いが減る。
機能が多い機種ほど良いとは限らず、院内で固定運用できる設定の少なさが武器になる場面も多い。
練和品質は再印象率と模型歩留まりに効く
アルジネートでは気泡と引きちぎれが、シリコーンでは細部再現の不安が、再印象や再製作の引き金になりやすい。
自動練和の価値は、誰が回しても似た粘性に寄せる点にあるが、周辺工程が揃わないと効果が見えにくい。
水温、トレー適合、口腔内保持時間も合わせて標準化する必要がある。
アルギン酸用は設定再現と洗浄性が肝である
タイマー記憶や正転逆転は再現性に寄与しやすいが、カップと攪拌子の残渣が残るとダマの原因になる。
清掃手順が曖昧な医院では、機械導入が逆にばらつきを増やすことがある。
洗浄と乾燥を誰が担うかまで決めてから導入したい。
シリコーン用は混合比とチップ規格の確認が最優先である
混合比は1対1と5対1が代表で、機種ごとに対応が異なる。
互換が取れないと装置が動いても印象材が使えず、停止損失が大きい。
材料を先に固定し、チップの発注点を決めると運用が安定する。
動線と清掃はチェアタイムと感染対策を左右する
置き場所が悪いと往復が増え、時短効果が相殺される。
清掃が面倒な設計ほど、忙しい時間帯に後回しになり、汚染と故障の両方を呼び込みやすい。
導入時に、清掃に必要な時間と担当を明文化することが現実的である。
TCOとROIは消耗品と停止コストで決まる
本体価格だけでなく、チップ、専用カートリッジ、清掃時間を人件費換算したものまで含めてTCOで見るべきである。
たとえば1日6回の印象で、1回あたり40秒短縮できれば、月に約1時間の余裕が生まれる。
その余裕を保険効率の改善に使うのか、自費説明に振るのかでROIの姿が変わる。
【製品別】製品ごとのレビュー
この節では、早見表の客観情報を前提に、各製品がどの診療スタイルに合うかを短く整理する。
定価目安は入力データに基づくため、実勢価格、保守条件、供給条件は取引先で確認が必要である。
不明な点は情報なしとして扱い、推測で埋めない。
スーパーらくねるFine はアルジネートと石こうを1台で回したい医院向けである
アルジネートと石こうを同一機で扱える点は、模型工程まで院内で回す医院に噛み合う。
専用カップ運用が前提になりやすく、洗浄と乾燥が滞ると再現性が落ちやすい。
APミキサーⅢ AP-1用 は計量工程を減らして安定化したい医院向けである
計量不要運用をうたうため、忙しい時間帯の計量ミスを減らしたい医院に向く。
専用材に依存するため、材料の供給と在庫設計が弱いと運用が止まりやすい。
AP電動スクイザー はペースト残量ロスを抑えたい医院向けである
練和器ではなく補助具であり、導入効果は材料原価の最適化側に寄る。
ペースト系を常用しない医院では、優先度が下がりやすい。
スピンクルⅡ は設定を記憶して再現性を取りたい医院向けである
設定記憶は、同じ材料と同じ量を繰り返すほど価値が出やすい。
誤設定が固定化しないよう、基準設定を院内で決め切る必要がある。
みきさん3 は練和と脱泡を短時間にまとめたい医院向けである
正転逆転と速度制御の発想は、練り上がりを一定に寄せたい現場に合う。
設置寸法が比較的大きく、置き場所次第で時短が目減りする。
ミクロナミキサーⅡ は粘性の高い練和でも回し切りたい医院向けである
トルクと本体安定性は、立ち上がり差の低減に寄与しやすい。
強い機械ほど清掃不足が結果に出やすく、残渣対策が前提である。
アルジミキサー は標準的に使える回転系を求める医院向けである
加速制御と回転力で均一化を狙うとされ、日常臨床の再現性を取りたい医院に合う。
粉液比と水温の管理は残るため、手順の標準化とセットで導入したい。
トルネードD.D はクリーミーさを重視するアルジネート運用向けである
遠心力による均一化を狙う設計は、気泡混入を抑えたいニーズに合う。
カップセットと清掃が雑になると効果が落ちやすく、手順管理が必要である。
アルジネートミキサー は立上りの速さで待ちを減らしたい医院向けである
回転立上りの速さを特徴とするため、印象が連続する時間帯の待ちを減らしやすい。
耐用年数や保守保証は情報なしであり、導入時に確認したい。
ペンタミックス ライト はカートリッジ運用で清掃負担を減らしたい医院向けである
カートリッジ式は計量の揺れを減らしやすく、補綴中心の医院に合う。
専用材料とチップの継続購入が前提で、材料単価をTCOに織り込む必要がある。
ペンタミックス 3 は省スペースでシリコーン自動練和を始めたい医院向けである
コンパクト性は設置の自由度を上げ、チェアサイド近くで運用したい医院に合う。
置き場所が近すぎると汚染と飛散の管理が難しくなるため配置設計が重要である。
デュオミックスⅡ は吐出の安定を優先したい精密印象向けである
圧力一定化で均一混合を狙う機構は、吐出の安定を重視する医院に合う。
本体が大きめで、専用スペースを用意できるかが導入可否の分岐点である。
シンプレス は操作を単純化して手順を揃えたい医院向けである
ボタン操作と自動戻り機能をうたうため、スタッフ間の操作差を減らしたい医院に合う。
対応材料とチップ規格の確認が必須であり、導入前の互換確認が重要である。
シンプレス ディスペンサー は硬化タイミングの共有を重視する医院向けである
音による通知は、撤去タイミングをチームで揃えたい場面に合う。
音通知に頼り切らず、口腔内条件の判断も残す運用が安全である。
シンプレスⅡ は速度切替で材料粘度に合わせたい医院向けである
2段階速度は、複数粘度を同一機で回すニーズに合う。
切替が増えるほど設定ミスの余地も増えるため、使用材料を絞ると安定する。
オートシリコンディスペンサーevo は1対1材料を固定運用したい医院向けである
1対1タイプ専用という条件が明確で、材料を固定して品質を追う医院に合う。
材料選択の自由度は下がりやすく、用途と材料を先に固める必要がある。
ドスパーエボ はデュプリケーション工程を安定させたい技工連携向けである
デュプリケーション用途に特化しており、価値は技工工程の安定に寄る。
一般外来中心では回収が遅く、院内ラボや外注連携が密な医院で活きる。
オートミキサー は初期投資を抑えて電動化を試したい医院向けである
低価格帯は試験導入の心理的ハードルを下げる。
保守保証の公開情報は情報なしであり、停止時の代替手順を残したい。
ミックススター eMotion は複数チェアで持ち回りたい医院向けである
据置と手持ちの両運用は、チェア間移動やスペース制約がある医院に合う。
移動運用はチップ管理と保管場所が散らかりやすく、ルール作りが前提である。
Dynamix speed 2 は専用カートリッジで吐出速度を調整したい医院向けである
3段階速度と残量目安表示をうたうシステムで、吐出の管理を仕組みに寄せたい医院に合う。
専用カートリッジに依存するため、材料の供給確認とコスト試算が必須である。
導入設計と運用の落とし穴
この節では、導入後に起きがちな停止と不満を先回りし、装置が院内に根付く条件を整理する。
自動練和器は装置単体ではなく、材料在庫、清掃、置き場所、故障時対応まで含む運用パッケージである。
最も多い詰まりは、チップ切れと清掃不徹底であり、ここを仕組みにできればROIは安定する。
アルジネート用は、設定値を固定し、練和から盛り付けまでを一連動作として訓練する。
シリコーン用は、採用材料を絞り、チップとカートリッジの発注点を明確にする。
保守保証が不明な場合は、代替の手練り手順を残し、停止時間が診療に与える影響を最小化したい。
よくある質問(FAQ)
Q 手練りでも大きな不具合がない医院に導入価値はあるか
A 目に見える不具合がない状態でも、模型の手直し時間、再印象の予備時間、教育時間としてコストが埋もれていることが多い。月間印象回数とその隠れ時間を見積もり、装置導入で回収できるかを判断するのが現実的である。
Q アルジネート用とシリコーン用を1台で兼用できるか
A 兼用を想定する機種やシステムはあるが、材料側の対応が条件になる。自院の主要材料が対応しているかを確認し、非対応の材料を使う場面の手順も残す必要がある。
Q カートリッジ式で最初に確認すべきことは何か
A 混合比、対応チップ、材料の容量規格である。互換を思い込むと装置があっても運用できず停止損失が大きい。材料を先に決め、供給が途切れた場合の代替手順まで用意したい。
Q 自動練和にすると印象精度は必ず上がるか
A 練和の再現性は上がりやすいが、トレー選択、圧接の仕方、口腔内保持時間など他工程の影響は残る。工程全体の標準化と併せて評価することが安全である。
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