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歯科器材の開口器とは?特徴やメーカー、規格/値段の違いなど、おすすめ20選を徹底比較!
長時間の根管治療で患者が顎を震わせ、舌が上がって視野が消える。
術者はミラーと吸引と器具交換を同時に捌き、助手は口角の裂けを気にしながら保持する。
開口器はこの小さな中断を減らし、清潔域と視野を安定させる器材である。
本稿では開口保持用のマウスプロップやバイトブロック、口角排除用リトラクター、口腔内スキャナ向け圧排器まで含めて比較する。
提供データに含まれる製品を、サイズ違いを含めて20の選択肢として整理し、規格と値段の違いを臨床と経営の両面で解釈する。
材質や滅菌可否など公開情報が不足する項目は情報なしと明記し、推測で補わない。
比較サマリー表(早見表)
この節では、用途、素材、滅菌対応、規格と価格を同じ表で俯瞰し、候補を素早く絞る。
タイム効率は仕様から見た運用上の相性であり、臨床効果の保証ではない。
保守保証と供給性は提供データに記載がない場合は情報なしである。
| 選択肢 | メーカー | 主用途 | 素材記載 | 滅菌対応の記載 | 規格の要点 | 価格目安 | タイム効率の見立て | 保守保証 | 供給性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 万能開口器 大人用 | (株)YDM | 開口保持 舌圧排 | シリコン | 情報なし | 大人用 1個入 | 3410円 | 術中の視野確保に寄与しやすい | 情報なし | 情報なし |
| 万能開口器 小児用 イエロー タンクガード付 | (株)YDM | 開口保持 舌圧排 | シリコン | 情報なし | 小児用 1個入 | 3410円 | 短時間処置の標準化に向く | 情報なし | 情報なし |
| セット(L、S各1) | (株)YDM | サイズ運用の標準化 | シリコン | 情報なし | L S SSの記載あり 各1個入 | 16660円 | サイズ選択の迷いを減らす | 情報なし | 情報なし |
| 万能開口器(一般型) | (株)ヨシダ/高砂医科工業 | 開口保持 | 情報なし | 情報なし | 情報なし | 40000円 | 仕様確認が前提 | 情報なし | 情報なし |
| 万能開口器(小児用) | (株)ヨシダ/高砂医科工業 | 開口保持 | 情報なし | 情報なし | 情報なし | 40000円 | 仕様確認が前提 | 情報なし | 情報なし |
| スキャンメイト 一般型 | (株)モリタ | 口腔内スキャナ 圧排 | シリコン | 情報なし | 4本入 | 36800円 | スキャン再撮を減らす発想 | 情報なし | 情報なし |
| スキャンメイト 小児用 | (株)モリタ | 口腔内スキャナ 圧排 | シリコン | 情報なし | 4本入 | 36800円 | 小児スキャンの操作を揃える | 情報なし | 情報なし |
| リトラクター Sサイズ | (株)ジーシー | ホワイトニング 口角排除 | 情報なし | 情報なし | 5個入 | 3200円 | 準備撤去が速い | 情報なし | 情報なし |
| リトラクター Mサイズ | (株)ジーシー | ホワイトニング 口角排除 | 情報なし | 情報なし | 5個入 | 3200円 | 成人の露出量に合わせる | 情報なし | 情報なし |
| リップエキスパンダー 大 | (株)デンテック | 口唇排除 | ポリプロピレン | 情報なし | 10個入 | 3400円 | ディスポ運用で標準化 | 情報なし | 情報なし |
| リップエキスパンダー 小 | (株)デンテック | 口唇排除 | ポリプロピレン | 情報なし | 10個入 | 3400円 | 牽引量を抑えたい場面 | 情報なし | 情報なし |
| リップエキスパンダー アソート | (株)デンテック | 口唇排除 | ポリプロピレン | 情報なし | 10個入 | 3400円 | サイズ選択の失敗を減らす | 情報なし | 情報なし |
| セデント マウスプロップ | (株)セキムラ | 咬合で開口保持 | シリコーンゴム 金属補強 | 情報なし | L M 各1個入 | 5280円 | 長時間保持で助手負担を減らす | 情報なし | 情報なし |
| NIKKO バイトブロック | (株)日本歯科工業社/マイクロテック カー社 | 臼歯部で開口保持 | 情報なし | 情報なし | ソフト 大 小 各4個入 | 3500円 | 根管治療の安定に向く | 情報なし | 情報なし |
| モルトマウス プロップ 大人用 | プレミアムプラスジャパン(株) | 開口保持 | 情報なし | 情報なし | 大人用 小児用 各1個入 | 40000円 | 仕様確認が前提 | 情報なし | 情報なし |
| ビジョンバトラー開口器 | プレミアムプラスジャパン(株) | 開口保持 視野確保 | シリコン | オートクレーブ対応 | M L 各1個入 | 27000円 | 再使用で運用を揃えやすい | 情報なし | 情報なし |
| イントラオーラルチークリトラクター | プレミアムプラスジャパン(株) | 頬粘膜 舌の動き抑制 | 情報なし | オートクレーブタイプの記載あり | 大人L M 子供S 各1個入 ディスポ10個入 | 2400円 | 写真スキャンの視野確保に向く | 情報なし | 情報なし |
| アンジー バイトブロック | プレミアムプラスジャパン(株) | 開口保持 | シリコーン | 情報なし | 大人用 子供用 各1個 | 2000円 | 低コストで揃えやすい | 情報なし | 情報なし |
| バイトブロック | サンスター(株) | 開口保持 リトラクター同梱 | シリコーン | 情報なし | 大W40 D13 H23 小W36 D12 H22 大小各3個 リトラクター1個 | 2200円 | セット化で準備が速い | 情報なし | 情報なし |
| オーラルバイト | ザイコアインターナショナル(株) | 開口障害向け 支持具 | 硬質ポレウレタン | 情報なし | ワイド厚み約15 スリム厚み約10 各5本入 | オープン価格 | 挿入が簡単で導入しやすい | 情報なし | 情報なし |
表の読み方は、まず用途で分けると判断が速い。
開口保持なら咬合で支えるタイプ、口角露出ならリトラクター、スキャンなら反射と圧排形状の相性を見る。
価格差は素材と再使用設計、サイズ運用の教育負荷に由来し、結果としてTCOに跳ね返る。
開口器が臨床と経営に効く理由
この節では、開口器が視野と安全にどう効き、チェアタイムにどう影響するかを整理する。
狙いは器材単価の比較ではなく、処置中断とやり直しを減らすことである。
開口保持と圧排が安定すると、防湿と吸引が揃い、術者と助手の手数が減りやすい。
患者側は、口唇や粘膜の牽引が強いと乾燥や痛みを訴えやすい。
素材とサイズが合うほど装着が短時間で済み、説明の余裕も生まれる。
経営面では、この数十秒の差が一日の予約枠と再来院対応の負荷に直結する。
【項目別】比較するための軸
この節では、仕様差が生む臨床結果と医院収益への因果を、判断軸として言語化する。
結論は一つではなく、院内標準セットとして何を揃えるかが最重要である。
術式、患者層、滅菌能力の三つを同時に見ると失敗が減る。
術式適合と視野確保の再現性
根管治療では臼歯部で噛めるバイトブロック系が合いやすい。
ホワイトニングや写真は口角排除が主目的で、リトラクター系が中心になる。
口腔内スキャナは映り込みと舌頬粘膜の圧排が再撮影回数に影響する。
患者体験と安全性
シリコンやゴム系は当たりが穏やかになりやすい。
硬質素材は形が崩れにくい反面、当たりの調整が必要になり得る。
開口障害や無歯顎では支持点が変わるため、厚みと形状の選択が重要である。
開口保持の安定性は顎の疲労感に影響する
保持が安定すると術者の手が減る一方、長時間では顎の疲労が出ることがある。
短時間処置と長時間処置で器材を分ける設計が安全側である。
患者ごとに挿入位置と保持時間を調整し、無理のない範囲に留めたい。
感染対策と再処理
オートクレーブ対応の記載がある製品は、清潔域で使う前提を作りやすい。
記載がない製品は、使用エリアと再処理手順を院内で決めないと運用が揺れる。
ディスポは感染対策を単純化しやすいが、在庫切れが診療停止に直結する。
再使用とディスポの分岐は滅菌能力と教育負荷で決まる
滅菌工程に余力があり器材を統一できる医院では再使用がTCOを下げやすい。
人員が限られる医院ではディスポが手戻りを減らす場合がある。
どちらでも手順を文章化し、迷いを減らすことがROIの前提である。
経営効率とTCO
単価が安くても付け直しが増えるとチェアタイムが溶ける。
反対に高価でも再撮が減れば説明と技工連携が速くなり得る。
目的別に最小限の種類へ絞り、配置とサイズ選択を固定することがROIの土台である。
【製品別】製品ごとのレビュー
この節では各製品を仕様に基づいて評価し、どの価値観の歯科医師に合うかを示す。
供給や保証は提供データでは情報不足であり、導入時は販売店確認が必要である。
高価格帯は試用と教育設計まで含めて投資判断したい。
万能開口器 大人用 は舌圧排と視野確保を同時に狙うシリコン製である
舌圧排とコンパクト設計、歯牙にソフトという記載があり一般診療で使い回しやすい。
滅菌可否は情報なしであり、再処理と使用エリアを院内で決めたい。
保険中心で処置数が多い医院ほど、標準器材として価値が出やすい。
万能開口器 小児用 イエロー タンクガード付 は小児の咬合保護を意識した仕様である
小児用とタンクガード付の記載があり、小児の短時間処置を標準化しやすい。
小児は疲労が出やすいため、サイズ適合を優先し無理な保持にしない運用が重要である。
保護部の当たりは症例ごとに確認したい。
セット(L、S各1) はサイズ運用を院内標準に落とし込むための選択肢である
LとSのセットが示され、SSの記載もあるためサイズ体系を揃えやすい。
価格は上がるが、教育負荷と付け直しが減る医院ではTCOで回収しやすい。
複数チェアで同一運用を徹底したい医院に向く。
万能開口器(一般型) は高価格帯で仕様確認が前提の開口保持器である
説明と規格が情報なしであり、材質と滅菌可否、適応症例の確認が必須である。
外科や長時間処置で使うほど、現物確認と試用の価値が大きい。
購入前に清掃のしやすさも確認したい。
万能開口器(小児用) は小児向けの高価格帯で仕様確認が前提である
説明と規格が情報なしであり、サイズと当たりの検証を省けない。
小児矯正や小児外科など小児比率が高い医院で検討の優先度が上がる。
小児比率が低い医院では投資回収が遅れやすい。
スキャンメイト 一般型 は口腔内スキャナの映り込み低減を狙うリトラクターである
反射しにくく映り込みが少ないという目的が明確で、スキャンの再撮影を減らす発想である。
再処理の記載は情報なしであり、運用条件を事前に確認したい。
デジタル補綴を院内完結する医院ほど適合しやすい。
スキャンメイト 小児用 は小児のスキャンで圧排を揃えるための選択肢である
小児用の設定があること自体が運用価値になりやすい。
小児のデジタル記録が多い医院でROIが見えやすい。
症例数が少ない場合は共用運用の可否を検討したい。
リトラクター Sサイズ はホワイトニングの口角排除を想定した製品である
ホワイトニング時に口角へ装着し、リップジェルやフェイシャルシートと併用する運用が記載される。
自費の回転を上げたい医院ほど、準備手順の標準化が効く。
口唇保護の手順とセットで教育したい。
リトラクター Mサイズ は成人の露出量に合わせて選べるサイズである
SとMを使い分けることで、過剰牽引による不快感を減らしやすい。
サイズ不適合が再装着のロスになるため、チェア別に置き場を固定したい。
Sとセットで在庫回転を作ると安定する。
リップエキスパンダー 大 は伸縮性を生かして口唇を排除するディスポ運用に向く
ポリプロピレン製で伸縮自在と記載があり、写真やホワイトニングで回転を作りやすい。
開口保持は別器材で補う前提にすると失敗が減る。
廃棄コストと補充動線まで含めて運用設計したい。
リップエキスパンダー 小 は牽引量を抑えたい場面で選びやすい
小サイズの設定があり、口唇の緊張が強い症例で使い分けやすい。
サイズが合うほど装着が速くなり、チェアタイムに効く。
大と取り違えない配置が必要である。
リップエキスパンダー アソート はサイズ選択の失敗を減らす構成である
大と小の標準が定まらない医院で、院内規格を固める入口になる。
在庫切れが最大のリスクであり、購買と補充の担当を決めたい。
標準が固まった後は種類を絞るとTCOが下がる。
セデント マウスプロップ は金属補強入りでバイトの安定を狙う
咬合で開口状態を保持し、金属補強板で安定したバイト感覚と記載がある。
長時間処置で助手の保持負担を減らしたい医院に向くが、再処理は情報なしである。
清掃のしやすさと当たりの調整幅を事前に確認したい。
NIKKO バイトブロック は根管治療の長時間保持に寄せた設計である
臼歯部に噛ませ、長時間の根管治療に最適と記載がある。
大と小の使い分けで付け直しを減らし、保険診療の効率を守りやすい。
咬耗や変形が見えたら早めに交換したい。
モルトマウス プロップ 大人用 は高価格帯で運用条件の確認が必須である
説明が情報なしであり、耐久と再処理、サイズ体系を確認してから投資判断したい。
小児用の記載もあるため、採用するなら院内で統一して迷いを減らす設計が前提である。
購入前に寸法と使用感の試用を組み込みたい。
ビジョンバトラー開口器 はオートクレーブ対応の再使用タイプである
シリコン素材で粘膜保護を狙い、オートクレーブ対応で繰り返し使用可と記載がある。
外科や補綴で頻用し標準器材として固定する医院に向く。
滅菌回転を組める体制がある医院ほど有利である。
イントラオーラルチークリトラクター は頬粘膜と舌の動きを抑える設計である
中央部分で舌の動きを抑えると記載があり、写真やスキャンの視野を作りやすい。
オートクレーブタイプとディスポの記載があるが、価格の対象範囲は情報なしである。
ディスポを使う場合は供給性の確認が欠かせない。
アンジー バイトブロック は低価格で導入しやすいシリコーン製である
弾力があり負担が少ない方向性で、大人用と子供用がある。
開業初期に一式を揃えたい医院で適合しやすい。
長時間は顎疲労の訴えに注意したい。
バイトブロック は寸法明記とリトラクター同梱でセット化しやすい
大小の寸法が明記され、大小各3個とリトラクター1個のセットである。
準備ミスと教育負荷を減らしたい医院に向く。
同梱リトラクターの形状が用途に合うか確認したい。
オーラルバイト は開口障害や無歯顎でも使える硬質ポレウレタン製である
歯のない方にも使えると記載があり、厚み違いで入口を作りやすい。
硬質のため当たりが強く出る可能性があり、疼痛と粘膜状態の観察が前提である。
挿入と撤去は慎重に行い、無理な保持を避けたい。
導入運用とリスクマネジメント
この節では、導入後に起こりやすい失敗を運用で回避する視点をまとめる。
置き場、サイズ選択、再処理の三点を固定すると、器材の価値が出やすい。
逆にここが曖昧だと、付け直しと清潔域の揺れが増える。
再使用は洗浄の質が落ちるとリスクが増え、ディスポは在庫切れが最大の敵になる。
スキャンや写真は再撮影がそのまま人件費に跳ね返るため、同じ向きで同じ位置に装着できる配置が重要である。
開口障害や顎の不調が疑われる患者では、無理な保持を避け安全側の厚みと時間で運用したい。
よくある質問(FAQ)
Q 開口器とリトラクターとバイトブロックは何が違うのか
A 咬合で支えて開口を保つのがマウスプロップやバイトブロックである。
口角を引いて前歯部を露出するのがリトラクターであり、目的が違う。
目的を混ぜると不快感とやり直しが増えやすい。
Q 再使用とディスポはどちらが良いのか
A 再使用は滅菌工程に乗せられればTCOを下げやすいが、洗浄の質が前提である。
ディスポは感染対策を単純化できる一方、在庫管理とコストが増える。
自院の滅菌能力とスタッフ数で最適解が変わる。
Q サイズ選びで失敗しないコツは何か
A 成人小児だけでなく、口唇の緊張と開口量で適合が変わる。
同一シリーズで複数サイズを用意し、装着位置を統一すると失敗が減る。
サイズが合うほど装着が速くなり、チェア回転に効く。
Q 開口障害や無歯顎では何を優先して選ぶべきか
A 歯列で支持できないため、厚みと形状で安定を作る必要がある。
硬質素材や薄い厚みは入口を作りやすいが、当たりが強く出る可能性がある。
疼痛と粘膜状態を見ながら無理のない保持に留めることが前提である。
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