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歯科器材の歯面清掃具とは?特徴やメーカー、規格/値段の違いなど、おすすめ30選を徹底比較!

歯科器材の歯面清掃具とは?特徴やメーカー、規格/値段の違いなど、おすすめ30選を徹底比較!

最終更新日

義歯や補綴ほど注目されにくいが、歯面清掃の質はメインテナンスの満足度と再来院率に直結しやすいのである。 同じPMTCでも、器具の選択が合わずに時間だけが過ぎる場面は珍しくない。 本稿は歯面清掃具を製品仕様と運用設計の両面から整理し、診療スタイルに合う選択肢を短時間で絞り込める状態を作る。

歯面清掃具は回転系のカップ、コーン、ブラシ、ポイントと、往復運動のチップに分かれるのである。 装着方式がCAとスクリューで分かれ、マンドレルの有無が教育負荷と段取りに影響する。 価格は定価表記であり、比較は一回あたりコストと時間で行うのが安全である。

比較サマリー表(早見表)

No分類製品名メーカー装着と動作の目安規格と包装定価目安1個あたり目安コメント
1カップPTCカップ Ⅱジーシーマンドレル装着 ラッチ式コントラ想定カップNo.1 20個¥1,060約¥53飛散抑制の工夫とされる
2コーンPTCコーンジーシーマンドレル装着 ラッチ式コントラ想定No.1 20個¥1,270約¥64歯間やポケットを想定
3ブラシPTCブラシジーシーマンドレル装着 ラッチ式コントラ想定No.1 20個¥2,420約¥121叢生への到達を狙う
4ブラシPTCソフトブラシジーシーマンドレル装着 ラッチ式コントラ想定20個¥1,590約¥80軟組織接触を穏やかに
5マンドレルPTC マンドレルジーシーラッチ式コントラ用10本¥2,270約¥227再使用前提かは要確認
6フェルト研磨フェルトジーシーマンドレル装着系30個¥2,700約¥90つや出し用途を想定
7カップメルサージュ カップ松風CAとスクリューが混在品番で異なる¥1,800から¥4,500程度情報なし院内の規格統一が鍵
8ブラシメルサージュ ブラシ松風CAとスクリューが混在品番で異なる¥2,800から¥4,500程度情報なし用途と硬さの整理が必要
9マンドレルPCPマンドレル(CA)松風スクリューをCAへ変換12本¥1,600約¥133全長14mmとされる
10ポイントプレサージュポイント松風マンドレル装着25個とマンドレル1本付情報なし情報なしペースト不要とされる
11カップとコーンP-CSポイント カップ/コーンモリタディスポ種類ありカップは¥1,000 コーンは¥1,400情報なし低コスト運用を狙う
12ブラシP-CSポイント ブラシモリタディスポ形態と硬さありフラットとテーパーはいずれも¥1,500情報なし診療ごと交換を想定
13カッププロフィーカップ CAタイプモリタCA4ウェブソフト 6ウェブハード各¥3,100情報なしウェブ数と硬さで分岐
14ブラシプロフィーブラシ CAタイプモリタCAフラットソフト テーパーソフト各¥5,300情報なし歯面と修復物で使い分け
15カッププロフィーカップ(ヨシダ)#101と#103ヨシダ情報なし12個入¥990約¥83用途が品番で分かれる
16カッププロフィーカップ(ヨシダ)#105ヨシダ情報なし144個入¥9,500約¥66大量使用向けの想定
17カッププロフィーカップ(ヨシダ)#104ヨシダ情報なし12個入と144個入¥2,575情報なし薄く伸びるとされる
18ポイントプロフィーポイントサンデンタル/ヤングデンタル情報なしソフトとハード 12個入各¥1,230約¥103歯間や分岐部への適合を狙う
19カッププロフィーカップサンデンタル/ヤングデンタル情報なし品番多数 12個入¥740または¥1,020約¥62から¥85硬さや形態は品番で確認
20カッププロフィーカップLFサンデンタル/ヤングデンタル情報なし#1701等 12個入各¥1,020約¥85選択肢を増やしたい時に
21ブラシプロフィーブラシサンデンタル/ヤングデンタルスクリュータイプ12個入と144個入¥9,500情報なし包装と価格の対応は要確認
22ブラシプロフィーブラシ(フラット)プレミアムプラスジャパンスクリュータイプ硬さ3種各¥4,400情報なし在庫色分けで混乱を減らす
23ブラシプロフィーブラシ(ジュニア)プレミアムプラスジャパンスクリュータイプ硬さ3種各¥8,000情報なし小児枠が多い医院向け
24ブラシプロフィーブラシ(テーパー)プレミアムプラスジャパンスクリュータイプ硬さ3種各¥4,400情報なし歯間部への到達を狙う
25カップPMTCプロフィーカップ(ショート)プレミアムプラスジャパンスクリュータイプ硬さ3種各¥4,500情報なし短い全長を狙う構成
26カップPMTCプロフィーカッププレミアムプラスジャパンCAタイプ硬さ3種各¥4,200情報なしCA運用の統一に向く
27チップデンタタス エバチップサンデンタル/デンタータス往復運動用三角型とスパチュラ型各¥7,500情報なし歯肉縁下2から3mmまでとされる
28チップデンタタス ペリオトゥアーサンデンタル/デンタータス往復運動用#1から#4各¥9,200情報なし5mm以上のポケットを想定
29チップデンタタス ラミニアチップサンデンタル/デンタータス往復運動用20種類各¥7,200情報なし片面コーティングとされる
30チップウォルフラム ラミニアチップサンデンタル/デンタータス往復運動用2種類各¥9,200情報なし最終仕上用とされる

表はまず装着方式と動作方式を揃え、次に一回あたりコストの目安で運用負荷を読むための早見表である。 価格が同じでも、包装数と交換ルールで原価は変わるのである。 往復運動チップは専用機器が関わるため、導入は互換性確認と教育時間を同時に見積もる必要がある。

【項目別】比較するための軸

この節の目的は、歯面清掃具の仕様差を臨床アウトカムと経営指標へ翻訳し、院内で選定基準を共有することである。 差が出る理由を理解し、自院のボトルネックに合う軸で選ぶべきである。

形状の違いが到達性と傷つきやすさを左右する

カップは平坦面を短時間で仕上げやすい一方、隣接面や歯間への到達は形態に依存するのである。 コーンやポイントは細部へ入りやすいが、無理な押し込みは疼痛や歯肉損傷のリスクになる。 ブラシは叢生や溝部へのアクセスを助けるが、修復物の縁や軟らかい材料には接触管理が必要である。

硬さとウェブ構造が患者体験と再診率に影響する

ウェブ数や硬さは、同じ回転数でも当たり方とペースト保持に差を生むのである。 軟組織が敏感な患者ではソフト側に寄せると中断が減り、説明時間も短くなりやすい。

装着規格の統一が教育負荷と在庫を決める

CAとスクリューは互換ではない前提で考えるのが安全である。 規格が混在すると探す時間が積み上がり、患者対応の質が下がりやすい。 マンドレル運用は便利だが、誰がどの場面で使うかを決めないと紛失が増えるのである。

感染対策はディスポ設計と再使用ルールで決まる

診療ごと交換が前提のディスポは運用が簡単である一方、材料費の上振れが起きやすい。 再使用前提のアタッチメントやチップは、洗浄と滅菌の導線を作らないと現場が回らないのである。

交差汚染リスクを工程で潰す

セット化と回収導線で迷いを減らすと、感染対策と時間短縮を両立しやすい。 使い捨てと再使用の境界を曖昧にしないことが、スタッフ教育のコストを最小化する。

コストとタイム効率は一回あたりで見積もる

定価だけでは判断できず、包装数と交換ルールで一回あたりの原価が決まるのである。 回転数の調整やペーストの交換頻度が変わると、チェアタイムと人件費換算が動く。

一回あたりコストの考え方

例えば20個入りで¥1,060のカップなら、単純な購入単価は約¥53である。 ここにペースト、バリア、廃棄コストを足し、施術時間で割り戻すと運用の良し悪しが見える。

チェアタイム短縮を人件費で換算する

同じ仕上がりを保ったまま5分短縮できるなら、衛生士の時給換算で年間の回収が計算できるのである。 短縮が見込めない場合は、患者満足と再来院率で回収する設計に切り替える方が現実的である。

導入判断と運用設計

この節の目的は、診療スタイル別に最小の構成から始め、無駄な在庫と教育コストを増やさないことである。 歯面清掃具は単価が低く見えるが、規格が増えるほど在庫と迷いが増え、見えない損失になりやすい。 まずは基準セットを決め、症例が増えたら追加する順が安全である。

保険中心で回転を重視する医院

時間がボトルネックの医院では、ディスポと規格統一で段取りを最短化するのがROIに直結する。 包装が大きい製品を選ぶと単価が下がることがあるが、使用量が少ない場合は在庫ロスが出る。 自院の月間メインテナンス数に合わせて、12個入と144個入を使い分けるのが現実的である。

自費メインテナンスを強化する医院

自費では仕上がりと体感が評価されやすく、硬さや形態の選択が説明の説得力に関わるのである。 ソフト側を標準にし、ステインが強い場合のみ別規格を使う設計にすると、患者体験を守りやすい。

衛生士教育と器具セット化

新人が迷う場面は、規格の違いと在庫場所の違いが重なる時である。 同じ規格でカップ、コーン、ブラシを揃えると、教育と発注が単純になり、欠品が減るのである。 往復運動チップは機器と一体で運用するため、導入するならトレーニング枠を先に確保したい。

【製品別】製品ごとのレビュー

この節の目的は、各製品の特徴を短く把握し、自院の運用に合う候補を残すことである。 記載は提示データに基づくため、適応や使用方法は各製品の公的情報で必ず確認すべきである。

PTCカップ Ⅱ は歯肉縁下への到達と飛散抑制を狙うカップである

カップNo.1が20個で定価は¥1,060であり、単価目安は約¥53である。 マンドレルを介してラッチタイプのコントラへ装着する運用を想定する。 柔らかい辺縁と広がりを特徴とする記載があり、歯頸部周囲の仕上げを標準化したい医院に向く。

PTCコーン は歯間部やポケット周囲の清掃を狙うコーンである

No.1が20個で定価は¥1,270であり、単価目安は約¥64である。 マンドレルを介してラッチタイプのコントラへ装着する運用を想定する。 細い先端は到達性の利点になるが、押し付け過ぎを避ける回転数と圧の基準が必要である。

PTCブラシ は叢生や捻転歯の研磨効率を狙うブラシである

No.1が20個で定価は¥2,420であり、単価目安は約¥121である。 マンドレルを介してラッチタイプのコントラへ装着する運用を想定する。 ナイロンブラシとされ、歯面への当て方を揃えると時間短縮の効果が出やすい。

PTCソフトブラシ は軟組織への接触を穏やかにしたいブラシである

20個で定価は¥1,590であり、単価目安は約¥80である。 マンドレルを介してラッチタイプのコントラへ装着する運用を想定する。 毛が細く柔らかいとされ、炎症が残る患者の不快感を抑えたい運用に合う。

PTC マンドレル はラッチタイプコントラへ装着するためのアタッチメントである

10本で定価は¥2,270であり、購入単価目安は約¥227である。 再使用の前提が不明なため、滅菌方法と交換基準は情報なしとして扱い、導入前に確認すべきである。

研磨フェルト はつや出し用ペーストと併用するフェルトである

30個で定価は¥2,700であり、単価目安は約¥90である。 仕上げ工程を分ける運用では有用だが、工程が増えるため回収設計が必要である。

メルサージュ カップ はCAとスクリューの品番がある仕上げ研磨用カップである

価格は品番により¥1,800から¥4,500程度とされ、包装数は情報なしである。 既存のプロフィーコントラ規格に合わせて選ぶと、規格混在による迷いを減らしやすい。

メルサージュ ブラシ はCAとスクリューの品番がある歯面研磨用ブラシである

価格は品番により¥2,800から¥4,500程度とされ、包装数は情報なしである。 ブラシは修復物への引っ掛かりが起きやすいため、使用部位と圧の基準を先に作るべきである。

PCPマンドレル(CA) はスクリュー式をCAコントラへ装着するアタッチメントである

12本で定価は¥1,600であり、購入単価目安は約¥133である。 短い操作性を狙う場合に有利だが、紛失管理が必須である。

プレサージュポイント はペースト不要とされる歯面研磨用ポイントである

25個とマンドレル1本付とされるが、価格は情報なしである。 段取りを減らし得る一方、仕上がりの基準を術者間で揃えないと評価がぶれやすい。

P-CSポイント カップ/コーン はディスポで衛生的なカップとコーンである

種類はカップ6ウェブとカップ4ウェブ、コーンが示され、価格はカップが¥1,000、コーンが¥1,400である。 診療ごと交換の運用を徹底したい医院に向くが、包装数は情報なしである。

P-CSポイント ブラシ はディスポで衛生的なブラシである

フラットとテーパーがあり、レギュラーとソフトが示され、価格はいずれも¥1,500である。 交換が簡単な分、硬さの選択基準を決めないと在庫が増えやすい。

プロフィーカップ CAタイプ はCA規格のカップである

4ウェブソフトと6ウェブハードが示され、価格は各¥3,100である。 ウェブ数と硬さは患者体験に直結するため、基準症例を決めて選択の迷いを減らしたい。

プロフィーブラシ CAタイプ はCA規格のブラシである

フラットソフトとテーパーソフトが示され、価格は各¥5,300である。 ブラシは到達性が高い反面、当て方で表面粗さが変わり得るため、回転数と圧を標準化すべきである。

プロフィーカップ(ヨシダ)#101と#103 は用途が品番で分かれるカップである

12個入で定価は¥990であり、単価目安は約¥83である。 院内の適応を決めて回すと、説明と在庫の管理が楽になる。

プロフィーカップ(ヨシダ)#105 は成熟したバイオフィルム除去を想定したカップである

144個入で定価は¥9,500であり、単価目安は約¥66である。 大量使用を想定した包装は原価を抑えやすいが、使用量が少ない医院では在庫ロスに注意が必要である。

プロフィーカップ(ヨシダ)#104 は薄く伸びるとされるオールマイティー型のカップである

包装は12個入と144個入が示され、定価は¥2,575であるが、どちらの包装に対応するかは情報なしである。 薄さは歯頸部への適合に利点になり得る一方、裂けやすさの評価は院内で確認したい。

プロフィーポイント は歯間部や分岐部への適合を狙うポイントである

ソフトとハードがあり12個入で価格は各¥1,230であり、単価目安は約¥103である。 ソフトを基準にして例外だけ硬めにする運用が安全である。

プロフィーカップ は複数品番から選べるカップである

12個入で価格は¥740または¥1,020であり、単価目安は約¥62から¥85である。 品番が多いほど在庫が増えるため、よく出る形態だけに絞るとROIが安定する。

プロフィーカップLF はLFシリーズのカップである

#1701等が示され12個入で価格は各¥1,020であり、単価目安は約¥85である。 標準カップと役割が重なりやすいため、導入前に使い分けのルールを決めたい。

プロフィーブラシ はスクリュータイプのブラシである

包装は12個入と144個入が示され、定価は¥9,500であるが、どの包装に対応するかは情報なしである。 発注単位と交換ルールを揃えないと原価が読みづらい。

プロフィーブラシ(フラット) はスクリュータイプのフラット形態ブラシである

硬さ3種が示され、価格は各¥4,400であり、包装数は情報なしである。 標準を一つ決めて例外だけ別硬さにすると、現場が回りやすい。

プロフィーブラシ(ジュニア) はスクリュータイプの小児を意識したブラシである

硬さは3種で価格は各¥8,000であり、包装数は情報なしである。 小児枠が多い医院では導入価値が出やすいが、成人と混在させない収納ルールが必要である。

プロフィーブラシ(テーパー) はスクリュータイプのテーパー形態ブラシである

硬さは3種で価格は各¥4,400であり、包装数は情報なしである。 到達性の利点がある一方、歯肉縁下へ入れる場面では圧の管理を強めたい。

PMTCプロフィーカップ(ショート) はスクリュータイプで全長を短くする意図のカップである

硬さは3種で価格は各¥4,500であり、包装数は情報なしである。 狭い口腔内での取り回しを重視するなら候補になるが、規格混在のリスクを先に評価すべきである。

PMTCプロフィーカップ はCAタイプのカップである

硬さは3種で価格は各¥4,200であり、包装数は情報なしである。 CAで統一している医院では選びやすいが、硬さ3種を同時に持つと在庫が増える点に注意が必要である。

デンタタス エバチップ はPMTC用の往復運動チップである

三角型とスパチュラ型が示され、価格は各¥7,500である。 使用条件と対応機器の確認を前提に導入を検討すべきである。

デンタタス ペリオトゥアー はルートプレーニング用の往復運動チップである

#1から#4が示され、価格は各¥9,200である。 適応の選別とトレーニング枠の確保が必要である。

デンタタス ラミニアチップ は修復物等の研削研磨に用いる往復運動チップである

20種類が示され、価格は各¥7,200である。 用途は歯面清掃と分けて管理し、取り違えを防ぐべきである。

ウォルフラム ラミニアチップ は最終仕上用とされるカーバイト製チップである

2種類が示され、価格は各¥9,200である。 仕上げ工程は時間がかかりやすいため、症例を選んで導入し採算を確認したい。

よくある質問(FAQ)

Q カップとコーンとブラシはどう使い分けるべきであるか
A カップは平坦面の仕上げに向きやすく、コーンやポイントは歯間や細部への到達を狙うのである。ブラシは叢生などで有利になり得るが、修復物への接触管理が必要である。

Q CAタイプとスクリュータイプの違いは何であるか
A 装着規格が異なるため基本は互換しない前提で選ぶのが安全である。院内で規格が混在すると探す時間と誤装着のリスクが増えるため、可能な範囲で統一するのがよい。

Q ディスポーザブル運用は本当に得であるか
A 感染対策と段取りは単純化するが、材料費は上がりやすいのである。交換ルールと包装単位をそろえ、一回あたり原価で評価すると判断しやすい。

Q 往復運動チップは導入すべきであるか
A 専用機器と教育が関わるため、時間短縮や適応拡大が見込める場合に導入価値が出やすいのである。対応機器と適応条件を確認し、まずは症例を限定して運用すると失敗が少ない。