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歯科器材の歯ブラシとは?特徴やメーカー、規格/値段の違いなど、おすすめ30選を徹底比較!
抜歯や補綴の議論ほど派手ではないが、歯ブラシの選定はメインテナンスの成否を左右する。患者が自己流のまま市販品を選び、磨いているつもりで炎症が残る場面は日常である。衛生士が指導しても、家庭で再現できる道具でなければ継続率は上がらない。
医院側も、歯科専売ブラシを増やし過ぎると在庫が滞留し、欠品と過剰在庫が起こる。本稿は臨床での当てやすさと物販と指導効率から、規格と値段の差を経営指標に落とし込む。
比較サマリー表(早見表)
この表は歯科専売ブラシを適応と運用で整理し、1本単価の目安まで把握できるようにした。
| 製品名 | メーカー | 適応の目安 | 毛先と植毛 | ヘッドとネック | 硬さ選択 | 包装と定価 | 1本単価目安 | タイム効率 | 保守と保証 | 供給性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| プロスペック歯ブラシ〈アダルト〉 | ジーシー | 一般成人 | ラウンド系 | 標準 | S M H | 20本 5400円 | 約270円 | 標準化しやすい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ〈ヤング〉 | ジーシー | 口が小さめの成人 | ラウンド系 | 小さめ | S M H | 20本 5400円 | 約270円 | 当て直し減 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ〈ヤング〉フォーレッスン | ジーシー | 指導用 | 色分け | 小さめ | M | 20本 4800円 | 約240円 | 説明短縮 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ〈スリム〉 | ジーシー | ポイント磨き | ラウンド系 | 小さめ ロングネック | M | 20本 4800円 | 約240円 | 狙いやすい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ〈チャイルド〉 | ジーシー | 乳歯列 | ラウンド系 4列 | 小児 | M | 20本 4000円 | 約200円 | 介助指導に有利 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈スタンダード〉 | ジーシー | 一般成人 | 疎め植毛 | 標準 | S M | 20本 4800円 | 約240円 | 時間短縮寄与 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈コンパクト〉 | ジーシー | 歯周病傾向 | 植毛密度調整 | 短め | M S U | 20本 4800円 | 約240円 | 疼痛で止まりにくい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈ミニ〉 | ジーシー | 介助磨き | ラウンド系 | 小さめ ロングネック | M | 20本 4600円 | 約230円 | ピンポイント | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈スモール〉 | ジーシー | 混合歯列 | 3列7束 | 小児寄り | M | 20本 4200円 | 約210円 | 交換提案しやすい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈タイニー〉 | ジーシー | 乳歯列 | ラウンド系 | 小児 | M | 20本 4200円 | 約210円 | 動かしやすい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| プロスペック歯ブラシ プラス〈ワンタフト〉 | ジーシー | 最後臼歯遠心 矯正周囲 | ワンタフト | ポイント | M | 20本 6400円 | 約320円 | 磨き残し対策 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ B-10 | ジーシー | う蝕 歯肉炎 | 段差植毛 ラウンド毛 | コンパクト | M S | 20本 5960円 | 約298円 | 説明しやすい | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ P-10 | ジーシー | 歯周メインテナンス | テーパー毛併用 段差 | コンパクト | M S | 20本 5960円 | 約298円 | 歯肉辺縁を狙う | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ OP-10 | ジーシー | 術後 強い疼痛 | ドーム状カット | コンパクト | やわらかめ | 5本 1490円 | 約298円 | 再開の橋渡し | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ B-20 | ジーシー | 10代 女性 | コンパクト設計 | 小さめ | M S | 20本 5080円 | 約254円 | 握りやすさ | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ P-20 | ジーシー | 女性のペリオ | 歯周ポケットを意識 | 小さめ | M S | 20本 5080円 | 約254円 | 継続提案向き | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ B-30 | ジーシー | モチベーション差が大 | やわらかめ | コンパクト | やわらかめ | 20本 5960円 | 約298円 | 抵抗感を下げる | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ルシェロ歯ブラシ W-10 | ジーシー | 着色が気になる | ステイン対策設計 | コンパクト | やわらかめ | 6本 5960円 | 約993円 | 自費提案 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX systema(42/44) | ライオン歯科材 | 歯周ケア 知覚過敏 | スーパーテーパード | 42 レギュラー 44 コンパクト | M H | 20本 5000円 | 約250円 | 歯肉辺縁を意識 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| Systema AX(44/45) | ライオン歯科材 | 歯周ケア 知覚過敏 | スーパーテーパード | 44 コンパクト 45 超コンパクト | M H | 20本 3840円 | 約192円 | 臼歯部で有利 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX systema genki | ライオン歯科材 | 歯周ケア 口腔ケア | スーパーテーパード | 幅広 | 情報なし | 12本 4080円 | 約340円 | 磨けない人の補助 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX systema genki j | ライオン歯科材 | TEEN 子供 | スーパーテーパード | 幅広 | 情報なし | 12本 4080円 | 約340円 | 家族向け説明 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX Slimhead Ⅱ(33/34) | ライオン歯科材 | う蝕 歯周 知覚過敏 | ラウンド | 33 レギュラー 34 コンパクト | S M H | 20本 4800円 | 約240円 | 狙いが定まる | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.MAXIMA | ライオン歯科材 | 成人 | ラウンド毛 | 大きめ | S MS M | 12本 3360円 | 約280円 | 面で磨く人向け | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX ImplantCare(US/OT/TR) | ライオン歯科材 | インプラント | US 超ソフト OT ワンタフト TR 2列 | ポイント | 各1種 | 12本 3000円 | 約250円 | ステップで選ぶ | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX Orthodontic(R/U/T/P) | ライオン歯科材 | 矯正 | ラウンド | 専用形状 | 情報なし | 12本 3000円 | 約250円 | ブラケット周囲 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| DENT.EX Brilliant V EX onetuft(S/M/systema) | ライオン歯科材 | 部分清掃 美白 | S M V字タフト systema スーパーテーパード | ワンタフト | S M systema | 12本 3480円 | 約290円 | 残存歯面の仕上げ | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| バトラー ハブラシ #211 | サンスター | 一般用 う蝕 歯肉炎 | テーパード | コンパクト | M | 12本 2268円 | 約189円 | 指導ベーシック | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| バトラー ハブラシ #233 | サンスター | 歯周炎 中等度以上 | テーパード | コンパクト | スーパーウルトラソフト | 12本 2772円 | 約231円 | 疼痛が強い時 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
| ペリオC | サンスター | 術後 歯肉が弱い | 2列 12タフト 軟毛 | 細め | ソフト | 20本 3780円 | 約189円 | 再開支援 | 消耗品で情報なし | 歯科ディーラー流通 |
表は適応の目安と、術者が指導しやすい形状を中心に並べた。1本単価は定価と包装からの概算であり、実際の仕入れ条件や販売価格で変動する。医院で持つべき在庫数は、回転率と欠品リスクのバランスで決めるのが現実的である。
【項目別】比較するための軸
この節の目的は、口腔内で当てやすい道具を選び、患者が家庭で再現できる状態にすることである。歯ブラシは性能よりも適合で差が出る。適合はそのまま指導時間と再説明の回数に跳ね返る。
臨床で差が出る軸
毛先形状は歯肉辺縁の当てやすさを左右する
ラウンド毛は歯面への当たりが均一になりやすく、初心者でも再現性を作りやすい。テーパー毛や極細毛は、歯肉辺縁や歯間部を意識したい患者に向くが、圧が強いと痛みで中断しやすい。術後や炎症が強い時は、毛丈やカット形状が刺激量を左右する。
ヘッドサイズは磨き残しと継続率を同時に左右する
大きめヘッドは接触面積を稼げるが、臼歯遠心や舌側で当て切れない患者が出る。コンパクトヘッドは到達性が上がり、磨けた感覚を作りやすい一方で、時間が延びると挫折しやすい。患者の手技とモチベーションに合わせて、面で磨くか点で磨くかを決めるべきである。
経営で差が出る軸
単価と包装単位は物販の粗利と欠品を左右する
包装単位は在庫の持ち方を決める。単価が低い箱物は配布に向き、単価が高い製品は自費や審美ニーズに絞ると回転する。価格設定は仕入れ差だけでなく、指導時間と再来院への影響も含めて考えるべきである。
指導の標準化がROIを決める
院長だけが選べるラインナップは売れ残りやすい。衛生士が口腔内所見から同じ結論に到達できる規格に絞ると、説明の質が揃う。結果として再指導の時間が減り、メインテ枠の生産性が上がる。
【メーカーと規格】歯ブラシの基礎知識
この節の目的は、硬さ記号や用途表示をそのまま信じず、院内での選定基準に翻訳することである。硬さのSやMやHはメーカー間で完全に一致するわけではない。疼痛や出血傾向がある患者では、硬さよりも毛先形状と圧の指導が重要になる。
歯科専売ブラシは指導と連動する設計が多い。色分けやシリーズ分けが明確だと、衛生士教育と説明時間を縮めやすい。一方で増やし過ぎると欠品時に指導の一貫性が崩れる。
本稿で扱う表現は製品がうたう設計意図と、臨床での使い分けの考え方である。特定の疾患の改善や予防効果を保証するものではない。最終的な選択は診査と患者の生活背景に基づくべきである。
【製品別】おすすめ30選のレビュー
この節は早見表の30製品を、医院の価値観と運用の観点から短評する。
プロスペック歯ブラシ〈アダルト〉は標準ヘッドで迷いを減らす
一般成人の基準ブラシとして院内の処方を揃えやすい。硬さ選択があり、患者の圧の強さに合わせた提案がしやすい。弱点は口腔が小さい患者では臼歯遠心で当て切れない場合がある点である。
プロスペック歯ブラシ〈ヤング〉は口の小ささを理由に挫折する患者に合う
アダルトよりヘッドが小さく、当て直しが減りやすい。成人の歯周メインテナンスでも使い回しが利く。弱点は面で早く終わらせたい患者では磨いた感覚が出にくい点である。
プロスペック歯ブラシ〈ヤング〉フォーレッスンは指導の会話を短くする
ブラシ部位の色分けは、当てる場所を言語化しやすい。衛生士が新人でも指導の再現性を作りやすい。弱点は硬さがMのみで、圧が強い患者では別規格が必要な点である。
プロスペック歯ブラシ〈スリム〉はポイント磨きに集中させやすい
コンパクトヘッドと長めネックで、狙う部位を絞った指導に向く。弱点は全顎をこれ1本で完結させると時間が延びやすい点である。
プロスペック歯ブラシ〈チャイルド〉は乳歯列の介助磨きの型を作る
4列植毛の安定感は、保護者が寝かせ磨きを行う際に有利である。弱点は混合歯列ではヘッドサイズが合わなくなる点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈スタンダード〉は短時間で磨いた実感を作りやすい
効率重視の患者に合わせやすく、保険中心で指導時間を圧縮したい医院でも使いやすい。弱点は細部の磨き残しには補助具が必要になる点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈コンパクト〉は歯肉が敏感な患者の継続を支える
硬さにUがあり、痛みで中断しやすい患者に提案しやすい。弱点は柔らかさだけに頼ると圧の改善が進まない点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈ミニ〉は介助磨きと大人の仕上げに向く
ロングネックと小さめヘッドは、寝かせ磨きやポイント磨きに適する。弱点は単独使用では全顎清掃の効率が落ちる点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈スモール〉は混合歯列でサイズ迷子を減らす
混合歯列期に寄せたサイズで、チャイルドからの移行がしやすい。弱点は成人が使うとヘッドが小さ過ぎる場合がある点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈タイニー〉は乳歯列の狭い口腔内で操作しやすい
狭い口腔内で自由度を確保しやすく、小児の導入に向く。弱点は保護者の圧が強い場合に毛先が早く開きやすい点である。
プロスペック歯ブラシ プラス〈ワンタフト〉は最後臼歯遠心と矯正周囲の切り札である
用途が明確で提案が刺さりやすく、矯正や補綴周囲でROIが出やすい。弱点は全顎用として売ると不満が出る点である。
ルシェロ歯ブラシ B-10はベーシックを言語化しやすい
一般患者に合わせやすく、処方の定番を一本化したい医院に向く。弱点は歯周ポケットを強く意識する症例では別タイプが必要な点である。
ルシェロ歯ブラシ P-10は歯周メインテナンスの道具立てを作る
歯肉辺縁や歯間部を意識させたい患者に合わせやすい。弱点はブラッシング圧が高い患者では痛みの訴えが出る場合がある点である。
ルシェロ歯ブラシ OP-10は術後の再開を支える
疼痛が強い時を想定した設計で、磨けない期間を短くする意図に合う。弱点は通常期に戻すタイミングを決めないと漫然使用になる点である。
ルシェロ歯ブラシ B-20は10代と女性のサイズ適合を狙う
口腔が小さい層の当てやすさを狙え、思春期の定着に向く。弱点は口腔が大きい層では効率が落ちる点である。
ルシェロ歯ブラシ P-20は女性のペリオ提案を作りやすい
メインテナンス期の動機付けに使いやすく、B-20と選び分けると説明が整理される。弱点は設計意図に頼り過ぎると圧の指導が薄くなる点である。
ルシェロ歯ブラシ B-30はモチベーション差の大きい患者に合わせやすい
抵抗感を下げ、まず手に取らせる段階に向く。弱点は清掃の質を上げるには当て方の再教育が必要な点である。
ルシェロ歯ブラシ W-10は着色ニーズを自費に接続しやすい
審美意識の高い患者に説明しやすいが、単価が高く対象患者に絞る運用が必要である。弱点は過度な期待を作らない説明が必須な点である。
DENT.EX systema(42/44)は歯肉辺縁を意識したい層に寄せる
スーパーテーパード毛を特徴とし、42はレギュラーで44はコンパクトである。歯周ケアや知覚過敏を意識した患者に提案しやすい。弱点は極細毛でも圧が強いと痛みが出る点である。
Systema AX(44/45)は薄型ヘッドで臼歯部の到達性を優先する
44はコンパクトで45は超コンパクトであり、臼歯部の到達性を優先したい時に選びやすい。弱点はヘッドが小さいため、磨く時間が延びる患者がいる点である。
DENT.EX systema genkiはコンパクトヘッドが合わない患者の逃げ道である
幅広ヘッドで効率よく磨けない層を想定し、手技が弱い患者の継続を支えやすい。弱点は細部の磨き残しは別の補助具が必要な点である。
DENT.EX systema genki jはTEEN層の継続を家族単位で作る
家族で同じシリーズに乗せやすく、在庫の種類を増やさずに済む。弱点は年齢が上がるとヘッド幅の好みが分かれる点である。
DENT.EX Slimhead Ⅱ(33/34)はスリムヘッドで狙いを定めやすい
33はレギュラーで34はコンパクトであり、スリムヘッドで幅広い用途に寄せやすい。弱点は歯肉辺縁を強く意識する症例では毛先設計の違いが欲しくなる点である。
DENT.MAXIMAは面で磨く習慣の患者に合わせる
大きめヘッドで接触面積を稼ぎたい患者に向く。弱点は奥歯遠心や舌側での取り残しが起こりやすい点である。
DENT.EX ImplantCare(US/OT/TR)はインプラントのステップで使い分ける
USとOTとTRの3タイプがあり、OTは毛先ラウンド加工なしのワンタフトである。インプラント周囲の一点清掃に使えるが、通常ブラシの置き換えにはならない。
DENT.EX Orthodontic(R/U/T/P)は矯正中の清掃を標準化する
RとUとTとPのタイプがあり、矯正用途として提案が簡単である。矯正終了後に別ブラシへ移行する設計もセットで考える必要がある。
DENT.EX Brilliant V EX onetuft(S/M/systema)は部分清掃の役割を明確にする
SとMはV字タフトでsystemaはスーパーテーパード毛の仕様である。部分清掃の役割を説明しやすいが、部位を限定して伝えないと誤用が起きる。
バトラー ハブラシ #211はベーシック指導の軸を作る
一般用として処方しやすく、単価も抑えめで初回配布から物販へ移行しやすい。弱点は歯周炎が進行した症例では硬さ選択が不足する点である。
バトラー ハブラシ #233は強い炎症期に痛みで止まる患者を支える
スーパーウルトラソフトで、歯肉が過敏な時期の継続に寄与しやすい。弱点は通常期に戻す基準を決めないと長期使用になりやすい点である。
ペリオCは術後や歯肉が弱い患者の再開導線を作る
2列の軟毛で刺激量を抑えたい場面に向く。術後のセットとして渡す運用は、不安の軽減と来院満足に結び付きやすい。弱点は全顎の効率清掃には向きにくい点である。
導入と運用でROIを出す方法
この節はメインテナンスの継続率を上げ、診療の生産性を上げるための運用設計を扱う。品目は説明できる数に絞り、標準用と小さめヘッドとポイント用を基本にする。術後用は必要数だけにすると在庫が安定する。
物販は価格だけでなく、説明の再現性が鍵である。衛生士が所見から選び、患者に理由を短く伝えられると購買の納得感が上がる。結果として再指導の時間が減り、メインテ枠の回転が改善する。
よくある質問(FAQ)
Q 歯科専売の歯ブラシは市販品より必ず良いのか
A 必ずという言い方はできない。歯科専売は設計意図が明確で指導と結び付けやすい利点があるが、最終的には患者の手技と継続で決まる。医院は再現できる道具を選び、当て方の指導とセットで考えるべきである。
Q 硬さはSが安全でMやHは避けるべきか
A 硬さだけで単純化すると失敗しやすい。圧が強い患者は柔らかくしても痛みが減らず、当て方が改善しないことがある。歯肉の状態と疼痛の有無を見て、毛先形状とヘッドサイズも含めて決めるのが現実的である。
Q 交換時期はどう伝えると継続しやすいか
A 日数で断定するより、毛先の開きと弾力低下を患者に見せる方が納得感が高い。来院時に使用ブラシを持参させ、同じ製品の新しい毛先と比較すると行動変容につながりやすい。
Q 術後はどのタイプを渡すべきか
A 術式と疼痛の強さで変わるが、刺激量を抑えた軟毛やカット形状の製品を一時的に使う考え方がある。磨けない期間を短くし、通常ブラシへ戻すタイミングを最初から説明することが重要である。
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