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オサダの歯科医師向けサポート窓口/営業所情報について、問い合わせ内容別にまとめてみた

オサダの歯科医師向けサポート窓口/営業所情報について、問い合わせ内容別にまとめてみた

最終更新日

歯科医院でオサダ製の機器を使用していると、突然のユニット(歯科用チェア)故障やCAD/CAMシステムの不具合、デジタルレントゲン等の画像機器トラブル、レセプトコンピューター(レセコン)のエラーなど、様々な課題に直面することがある。さらに、新規開業の計画や医院承継の検討など、経営面の相談先を探す場面もあるだろう。こうした場合に迅速かつ的確な連絡先へアクセスできるかが、業務への影響を最小限に抑える鍵となる。本記事では、オサダ製品の用途別に最適な問い合わせ窓口と、全国のオサダ営業所一覧、ショールームの連絡方法、そして開業・承継支援の相談ルートまでを網羅し、一括して把握できるガイドとして提供する。読者の先生方が抱える状況に応じて最短でたどり着ける窓口を明示し、院内体制での迅速な対応に役立つ情報をまとめた。

問い合わせ内容別ガイド

オサダでは基本的に製品の不具合や問い合わせは最寄りの営業所が窓口となっている【※営業時間:平日8:30~17:30】。しかし、問い合わせ内容によって担当部門や推奨される連絡手段が若干異なる場合がある。以下に主要なカテゴリ別のガイドを示す。それぞれ問い合わせ前に確認すべき要点を整理し、次に該当窓口の電話番号や受付時間等を表でまとめた。必要に応じてオサダが提供する遠隔サポートサービスやオンラインフォームも活用しつつ、状況に応じた最適な窓口へコンタクトされたい。

ユニット・滅菌器に関する問い合わせ

問い合わせ前に確認すべき要点

・該当機器の製品名・型番やシリアル番号を事前に控えておく(ユニット本体や滅菌器の背面などに表示)。

・電源や主スイッチの状態、コンセント接続など基本的なチェックを行い、簡単な見落としでないか確認する。

・エラーメッセージや異常音・ランプの点滅状態など、故障の症状を具体的にメモしておく。

・定期点検契約や保証期間の有無を把握しておく。契約内容によっては無償修理や代替機対応が可能な場合がある。

・患者対応中のトラブルの場合、可能なら応急処置(別ユニットへの案内等)を行い、安全を確保した上で速やかに連絡する。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号受付時間・補足参照元URL
ユニット本体の故障・不具合 滅菌器のトラブル全般修理・技術サポート(最寄りオサダ営業所)平日8:30~17:30 ※地域担当のサービスマンが対応公式サイト

補足: ユニット(歯科用チェア)やオサダ製滅菌器に不具合が生じた場合、各地域の営業所が技術サポート窓口となる。上記のとおり営業時間内であれば各営業所に電話すれば、サービス担当者が状況をヒアリングし、必要に応じて訪問修理の日程調整や代替機の手配を行ってくれる。なお、営業時間外に故障が発生した場合は応急処置を講じた上で翌営業日の連絡を待つ必要がある。オサダでは遠隔操作による修理サポート(OSADA Smart Support)も提供しているが、そちらを利用するには事前登録が必要だ。基本的には電話で症状を伝え、指示に従って対処する流れとなる。

CAD/CAMに関する問い合わせ

問い合わせ前に確認すべき要点

・使用中のCAD/CAMシステム名やソフトウェアのバージョンを確認する(オサダのミリングマシンや3Dスキャナー、関連ソフト等)。

・エラーメッセージが表示されている場合、その内容を正確に記録しておく。スクリーンショットを撮影できれば望ましい。

・機器本体と接続PCの両方で再起動や再接続を試し、改善しないか確認する。電源の入れ直しで解決する軽微な不具合もある。

・切削バーや材料ブロックの装着状態、スキャナーのキャリブレーション状態など、ユーザー側で確認できる項目をチェックする。

・ネットワーク接続を要するシステムの場合、インターネット回線やルーターの状態も確認し、リモートサポートに備えて接続環境を整えておく。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号受付時間・補足参照元URL
CAD/CAMシステム全般の技術問い合わせ ミリングマシンや3Dスキャナーの不具合デジタルサポート(技術相談)平日8:30~17:30 ※必要に応じリモート対応可公式サイト

補足: オサダのCAD/CAM機器に関する問い合わせも基本は営業所経由での技術相談となる。専用の全国共通ダイヤルは設けられておらず、地域ごとの技術担当者が対応する形だ。問い合わせ時には上記のように機種名や症状を詳しく伝えることが重要である。場合によってはパソコンの画面共有やリモートメンテナンスツールを用いたサポートが行われることもある。院内のネットワーク管理者やIT担当者と連携し、指示に従って操作を行うことで迅速な問題解決が可能だ。

画像機器に関する問い合わせ

問い合わせ前に確認すべき要点

・対象機器(デジタルレントゲン、CT、センサ等)の製品名・モデル番号を確認する。

・異常の内容(例:画面にノイズが入る、撮影画像が保存されない等)を具体的にメモし、可能ならその現象の写真やスクリーンショットを用意する。

・機器とPCやネットワークの接続状態を確認し、ケーブルの抜けや断線がないかチェックする。

・ソフトウェアの場合はライセンス期限やバージョンアップ状況を確認する。旧バージョンによる不具合の可能性があるためだ。

・患者への対応が続く場合は、代替手段(他の診療ユニットの機器を使う等)で凌ぎつつ、診療後に速やかに連絡する。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号受付時間・補足参照元URL
デジタルX線装置・CT・口腔内カメラ等の不具合画像機器サポート(最寄り営業所)平日8:30~17:30 ※PCソフト連携含む公式サイト

補足: デジタルレントゲンやCT装置など画像機器のトラブルも営業所経由での受付となる。高度な医療機器だけにユーザー側での対応が難しいケースが多く、サービスエンジニアの現地対応が前提となる不具合も少なくない。電話連絡時には、エラーコードの有無や状況説明をできるだけ詳細に伝えるとともに、担当者の指示に従って電源リセットや再起動などの初期対応を試みることが重要だ。システム全般の不具合(ネットワークやソフトウェアを含む)の場合も一旦営業所へ連絡し、必要に応じて専門部署と連携してもらえる。

レセプトコンピューターに関する問い合わせ

問い合わせ前に確認すべき要点

・使用中のレセプトコンピューター(レセコン)の名称や導入時期を確認する。オサダから提供された機種か、他社製かも把握しておく。

・発生している問題の内容(入力不具合、印刷不良、通信エラー等)を具体的に整理し、画面上のエラーメッセージがあれば記録する。

・院内LANや他のPCの状態も確認する。レセコン単体の問題か、ネットワークや周辺機器に起因するかを切り分けられると望ましい。

・患者データのバックアップを定期取得している場合、直近のバックアップ日時を確認する。万一の際のデータ保全策となる。

・即日対応が困難な場合に備え、紙レセプトでの臨時対応や、他システムでの代替入力手段を用意しておくと安心である。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号受付時間・補足参照元URL
レセプトコンピューター・院内ネットワーク等IT関連レセコンサポート(最寄り営業所)平日8:30~17:30 ※メーカー問わず相談可公式サイト

補足: オサダでは自社開発のレセプトコンピューターを持たないため、導入済みレセコンの問い合わせも各営業所からのサポートとなる。他社製品であっても、まずはオサダ営業所に相談することで状況に応じたアドバイスや該当メーカーへの取次ぎを行ってもらえる。電話連絡の際には、上記のようにエラー状況やネットワーク構成をできるだけ詳しく伝えることが大切だ。場合によっては遠隔操作ソフトを用いてのサポートが提案されることもあるため、院内のパソコンにリモートサポート用のアプリケーション(例:TeamViewerなど)がインストールされていれば準備しておくとよい。

ショールームに関する問い合わせ

問い合わせ前に確認すべき要点

・希望するショールームの所在地を確認する(全国主要都市にオサダのデンタルショールームが設置されている)。自院からアクセスしやすい場所を選ぶ。

・ショールームで見学・体験したい製品や設備の種類を整理する。ユニットやCAD/CAM、画像機器など目的を明確に伝えるとスムーズだ。

・訪問希望日時をいくつか用意しておく。ショールームは基本的に平日9:00~17:00が開館時間だが、事前連絡により土日祝の案内も相談可能である。

・複数名で見学する場合は人数を伝える。デモンストレーションの準備やスペース確保のために重要な情報となる。

・新型コロナウイルス感染症対策等で事前予約制になっている可能性があるため、必ず事前に予約・連絡してから訪問する。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号参照元URL
ショールーム見学予約・問い合わせ(東京・本社)OSADA TOKYO MUSEUM(東京)03-3492-7651公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(北海道)札幌ショールーム011-596-0611公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(東北)仙台ショールーム022-341-1014公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(関東)埼玉ショールーム048-652-0401公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(関東)神奈川ショールーム045-948-3035公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(中部)名古屋工場ショールーム052-621-3126公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(近畿)大阪ショールーム06-6155-8070公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(中国)広島ショールーム082-241-7165公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(四国)高松ショールーム087-814-9581公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(九州)福岡ショールーム092-431-7774公式サイト
ショールーム見学予約・問い合わせ(沖縄)沖縄ショールーム098-975-7207公式サイト

補足: オサダのショールームは全国各地に設置されており、新製品の実機体験やデモンストレーションを受けることができる。見学を希望する場合は、上記の各ショールーム担当窓口へ事前に連絡し、予約を取る形となる。基本的な開館時間は平日9:00~17:00であるが、事前連絡により土・日・祝祭日でも案内可能な場合がある【札幌・仙台等のショールームにて実績あり】。東京本社のOSADA TOKYO MUSEUMについては招待制の特別施設となっており、一般のショールームとは異なる扱いであるが、見学希望の場合は本社窓口へ相談することで対応可能である。各ショールームとも、感染症対策や機器準備のため完全予約制となっているので、飛び込みではなく必ず事前予約を行うように注意したい。

開業・承継に関する相談

問い合わせ前に確認すべき要点

・新規開業の相談の場合:希望する開業エリアやタイミング、おおまかな資金計画など、現時点で考えているプランの概要を整理しておく。物件の有無や開業希望時期は特に重要な情報である。

・医院承継の相談の場合:後継者の有無、承継を検討している時期、現医院の所在地や規模(ユニット台数、スタッフ人数)などの基本情報をまとめておく。

・開業資金や承継に伴う費用について金融機関や補助制度の情報収集を進めておくと、相談時に具体的な話が進めやすい。

・オサダ以外にも各種セミナーや専門業者と情報交換している場合、その進捗状況や検討段階を共有できるよう準備する。重複提案を避け、より的確なアドバイスを得るためである。

・相談後の具体的支援(物件紹介、機器プランニング、承継契約のサポート等)に移行できるよう、可能であれば日程に余裕をもって問い合わせる。直前ではなく計画段階から早めに相談することが望ましい。

電話番号表

用途・カテゴリ窓口名電話番号参照元URL
新規開業支援の相談開業サポートチーム(本社)公式サイト
医院承継・経営支援の相談承継サポート窓口(本社)公式サイト

補足: オサダでは「開業サポートチーム」が組織されており、新規開業を検討する歯科医師に対して物件探しから資金計画、機器選定まで一貫した支援を行っている。また、医院承継や経営に関する相談窓口も設けられており、引退や事業継承を見据えた先生方向けに専門的なサポートを提供している。これらの相談は原則メールフォームからの問い合わせ対応となっており、上記公式ページのフォームに必要事項を入力して送信する流れである【電話受付は行っていない】。問い合わせフォームでは「お問い合わせの種類」として「新規開業・経営に関するご相談」や「医院承継・医院経営をお考えの方へ」を選択できるようになっており、送信後に担当者からメールで連絡が入る形だ。内容によってはメール回答後に電話や訪問で詳細ヒアリングが行われるケースもある。開業・承継はいずれも人生と経営の大きな節目であるため、早めに専門チームへ相談し、十分な準備期間をもって進めることが成功への近道である。

症状や用件別のかけ先一覧

├─ レセコンやPC周辺 → 03-3492-7651
├─ 画像機器 → 03-3492-7651
├─ CAD/CAM → 03-3492-7651
├─ ユニットや滅菌器 → 03-3492-7651
├─ 消耗品や地域対応 → 最寄り営業所
├─ 開業や承継の相談 → 開業・承継支援の案内
└─ どこにかけるか迷う → 総合窓口

フロー解説: 上記は、医院内でトラブルや相談事が発生した際に「まずどこへ電話すべきか」を判断するための簡易フローチャートである。オサダの場合、製品カテゴリー毎の全国共通ダイヤルはなく、基本的には最寄りの営業所が全般的な窓口となる【消耗品の注文や地域に根ざしたサポートも含む】。そのため、ユニット・画像機器・CAD/CAM・レセコンといった技術的な問い合わせは迷った場合でも最寄り営業所か下記総合窓口(本社代表)に電話すれば適切な担当につないでもらえる。上記フロー中、「総合窓口」とはオサダ本社(株式会社オサダ)の代表電話番号を指し、問い合わせ内容に応じて社内の該当部署や各地域の営業所に取り次いでもらうことが可能だ。具体的な連絡先については次項の全国営業所一覧も参照していただきたい。

全国営業所の電話帳

オサダの全国営業所を地域ブロックごとに以下にまとめる。各営業所では製品の購入相談から修理受付、消耗品の注文対応まで幅広いサービスを提供している。電話番号の後ろに「(代)」とある場合は代表番号であり、交換手を通して担当者へ繋いでもらう形となる。住所や詳細な地図については参照元URLの公式ページを確認されたい。

エリア拠点名電話番号参照元URL
本社株式会社オサダ(東京本社)03-3492-7651(代)公式サイト
北海道札幌営業所011-596-0611公式サイト
東北盛岡営業所019-653-5464公式サイト
東北仙台営業所022-341-1014公式サイト
北陸新潟営業所025-384-0975公式サイト
北関東水戸営業所029-231-6771公式サイト
関東埼玉営業所048-652-0401公式サイト
関東千葉営業所043-278-6152公式サイト
関東西東京営業所042-524-9186公式サイト
関東東京営業所(五反田)03-3494-2271公式サイト
関東東京城東営業所03-6231-5136公式サイト
関東神奈川営業所045-948-3035公式サイト
中部長野営業所0263-47-7060公式サイト
中部静岡営業所054-252-0642公式サイト
中部名古屋営業所052-627-0631公式サイト
近畿大阪営業所06-6155-8070公式サイト
近畿神戸営業所078-855-6095公式サイト
中国山陽営業所(岡山)086-214-6950公式サイト
中国広島営業所082-241-7165公式サイト
四国高松営業所087-814-9581公式サイト
九州福岡営業所092-431-7774公式サイト
九州鹿児島営業所099-256-6869公式サイト
沖縄沖縄営業所098-975-7207公式サイト

備考: 現在、大学病院内に常駐する営業所(大学内営業所)はオサダには存在しない。したがって、大学歯学部との取引やキャンパス内サポートについても上記いずれかの地域営業所が担当となる。例えば東京医科歯科大学や大阪大学歯学部などの附属病院への機器納入・サポートも、それぞれ東京営業所や大阪営業所が窓口だ。なお、名古屋工場(愛知県名古屋市)には製造拠点と併設ショールームがあるが、通常の営業所機能は名古屋営業所(緑区)が担当している。

ショールームや体験施設の連絡導線

前述のとおり、ショールーム見学は基本的に各営業所または専用窓口への事前予約が必要である。訪問希望日の数日前までに電話もしくは公式サイトの問い合わせフォームより予約申込みを行うとよい。特に東京本社のOSADA TOKYO MUSEUMは完全招待制だが、見学を希望する場合は本社営業所を通じて打診すれば対応してもらえる可能性がある。また、ショールームでは新規開業予定者向けの機器体験会やユーザ向け製品説明会などが開催されることもある。そうしたイベント情報はニュースリリースや公式サイトで告知されるため、興味がある場合は定期的にチェックしよう。ショールーム来場当日は担当スタッフがマンツーマンで案内してくれるので、疑問点はその場で遠慮なく質問し、製品選定に役立てたい。

開業・承継の相談導線

オサダの開業支援・承継支援サービスを利用したい場合、まずは前述の本社サポートチームへ問い合わせフォームから連絡することになる。電話番号の公開はされていないため、メール送信後に担当者からの返信を待つ形だ。その際、必要に応じて打合せの日程調整やオンライン面談の案内がある。開業支援では開業地の市場調査やレイアウトプラン作成、金融機関紹介など幅広いサポートが提供される。医院承継支援では、承継先のマッチングや事業評価のアドバイス、契約書類作成支援など専門的なフォローが受けられる。これらのサービスはオサダグループ内で培ったネットワークとノウハウを活かしたものであり、利用に際して料金が発生するケースもあるが、まずは相談無料である。将来の計画を検討し始めた段階であっても、早めに相談しておくことで的確な準備と安心感を得られるだろう。

注意事項と更新ガイド

本記事で紹介した各種窓口の電話番号や受付時間は記事執筆時点(2025年)における情報である。オサダの連絡先は組織改編やサービス向上のため変更される可能性があるため、定期的に公式サイトを確認し、院内の連絡リストを年1~2回程度アップデートすることを推奨する。また、営業時間外や休業日には留守番電話や受付代行サービスとなる場合もあるので、緊急でない問い合わせは可能な限り営業時間内に行うよう心がけたい。電話連絡の前に症状や質問内容を整理し、必要に応じてメモを取りながら通話することで、行き違いや聞き漏らしを防ぐことができる。今後もオサダから新しいサポート体制やサービスが発表された際には、本記事も適宜更新し、読者の先生方に最新の情報を提供していく所存である。院内のスタッフとも本記事の内容を共有し、いざという時に迅速に対応できるよう準備しておこう。