2026年第35回歯科衛生士国家試験の自己採点の仕方とボーダーラインについて
この記事で分かること
この記事の要点
公式発表前に検索しているなら、まず押さえたいのは、第35回の公式ボーダーラインはまだ確定していないという点である。厚生労働省は第35回歯科衛生士国家試験の合格発表を2026年3月26日木曜日午後2時と案内し、歯科医療振興財団も同時刻に合格者発表と正答肢を掲示するとしている。
ただ、過去の公式公表値は見方の土台になる。直近5回の合否基準は第30回129点以上、第31回132点以上、第32回131点以上、第33回132点以上、第34回129点以上で、実点は129点から132点の帯に収まっている。第35回を発表前に読むなら、129点から132点を境目帯、133点から137点をやや前向きに見やすい帯、138点以上を比較的落ち着きやすい帯として考えるのが無難だ。
自己採点の精度を上げるには、非公式の解答速報を一つだけで済ませないことが大事になる。Step DHは3月1日に解答速報の公開を案内し、日本医歯薬研修協会は3月2日午後2時の解答速報を案内しているので、少なくとも二つで照らし合わせるとずれが見えやすい。
ここで見落としやすいのが採点除外等の扱いである。第34回では午前4問と午後3問に採点除外等の扱いがあり、内容も採点対象から除外、複数の選択肢を正解として採用、全員正解として採点の三つに分かれていた。素点だけで読もうとすると、ここでぶれやすい。
最初の一手としては、自分の点数を一つに決め切るより、速報点と迷い問を分けて残しておくほうが役に立つ。そうしておけば、3月26日までの不安をかなり整理しやすくなる。
次の表では、検索直後に押さえるべき要点を一枚にまとめる。左から順に読むと、何が確定で、何を保留にするかが見える。いま混乱している人は、注意点の列から先に見てほしい。
| 項目 | 要点 | 根拠の種類 | 注意点 | 今からできること |
|---|---|---|---|---|
| 公式ボーダーライン | 3月26日午後2時までは確定しない | 厚生労働省と歯科医療振興財団の案内 | 速報の点数を確定値にしない | 発表時刻を先にメモする |
| いまの境目帯 | 129点から132点を目安に見る | 直近5回の公式合否基準 | 第35回はまだ動きうる | 自分の点数がこの帯に入るか確認する |
| やや前向き帯 | 133点から137点は比較的見やすい | 過去5回の上限132点との距離 | マークミスや速報差は残る | 二つの速報で再採点する |
| 比較的落ち着ける帯 | 138点以上は余裕を持ちやすい | 過去基準からの差 | 断定はしない | 発表日まで記録を保管する |
| 厳しめに見る帯 | 128点以下は慎重に受け止める | 直近5回の公式基準 | 調整だけをあてにしない | 次の準備も並行する |
表のうち公式日程は厚生労働省と歯科医療振興財団の案内をもとにし、点数帯は第30回から第34回の厚生労働省公表値から組み立てている。133点以上や138点以上は本記事の目安であり、公式予想ではない。
この表は、まず二行目の境目帯で自分の現在地を見て、そのうえで三行目か四行目に進むと使いやすい。129点から132点に入る人ほど、この先の用語整理と過去データの確認が効いてくる。
第35回歯科衛生士国家試験の自己採点とボーダーラインの基本
公式でまだ確定していないこと
自己採点でいちばん大きい誤解は、速報の数字をそのまま今年のボーダーラインだと思うことだ。厚生労働省は第35回の合格発表を3月26日午後2時と案内し、歯科医療振興財団は同時刻に合格者発表と正答肢を掲示するとしている。
つまり、合格基準点も正答肢も同じタイミングで読むのが前提になる。公式の答えが出る前に見えるのは、あくまで速報や受験後の見立てであり、そこにはまだ調整の余地が残っている。
民間の速報は待ち時間を埋めるには便利だが、使い方を間違えると不安を増やす。Step DHの公開案内と日本医歯薬研修協会の公開案内を見ても、発表前に受験生が頼れるのは公式の正答肢ではなく、先に出る解答速報だと分かる。
実際、ある解答速報資料には、受験生の情報をもとに作成した自己採点用資料であり、正式な解答と合格発表は厚生労働省の公式発表を確認してほしいこと、内容の正確性を保証しないことが明記されている。速報は便利だが、ここを飛ばしてはいけない。
まず決めるべきなのは、公式が出るまで何を信じるかより、何を保留にするかである。そう決めてから自己採点に入ると、点数の見方がかなり安定する。
言葉が混ざると、自己採点の不安は急に大きくなる。次の表は、ボーダーラインの話で混同しやすい用語を先にそろえるためのものだ。似て見える言葉ほど、意味を分けて読んでほしい。
| 用語 | かんたんな意味 | よくある誤解 | 困る例 | 確認ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 正答肢 | 公式が出す正しい選択肢 | 解答速報と同じもの | 後から点数が変わる | 厚生労働省か歯科医療振興財団かを見る |
| 解答速報 | 民間が早く出す採点用の答え | 公式より先に確定している | ソースで点数差が出る | 公開日と公開元を見る |
| ボーダーライン | 合格基準点の境目 | 毎年132点固定 | 129点や131点の年を見落とす | 過去回の幅で見る |
| 採点除外 | その問題を点数計算から外す | 全員正解と同じ | 満点の読み方がずれる | 別紙の扱いを見る |
| 複数正解 | 複数の選択肢を正解として扱う | 問題が丸ごと消える | 自己採点が合わない | 正答肢の注記を見る |
| 全員正解 | 全受験者に得点を与える | 採点除外と同じ | 素点と調整後点が混ざる | 理由まで読む |
表で最優先なのは、正答肢と解答速報を別物として扱うことだ。正答肢は3月26日午後2時の公式公表で、解答速報はそれより前に出る採点用の目安になる。
採点除外、複数正解、全員正解も同じではない。第34回では三種類が実際に使われ、第32回では午後31問が複数正解、79問と85問が採点除外、第31回でも午前78問が採点除外となっているので、言葉の意味を分けるだけで読み違いがかなり減る。
用語の意味と直近傾向を押さえる
ボーダーラインという言葉は毎年同じ一点のように見えるが、実際には満点とセットで読む必要がある。132点だけを覚えるより、132点以上が何点満点の年だったかまで見たほうが、第35回の自己採点はぶれにくい。
直近5回の合否基準を並べると、第34回は129点以上で215点満点、第33回は132点以上で220点満点、第32回は131点以上で218点満点、第31回は132点以上で219点満点、第30回は129点以上で215点満点となる。ざっくり見れば約60パーセント前後だが、実点は毎年わずかに動いている。
この見方が役立つのは、自己採点の一点差に意味を持たせすぎなくなるからだ。129点から132点付近は、過去の公式基準そのものが通った帯なので、喜ぶにも落ち込むにも早いと分かる。
さらに、第34回では7問に採点除外等の扱いが入っても、公式の満点は215点だった。扱いの種類によって点数の読み方が変わるので、今年を132点固定で見るのは危うい。
自分の点数を見るときは、132点に届いたかだけでなく、129点から132点の帯にいるのか、そこから何点離れているのかを先に見てほしい。これだけでも、検索結果に振られにくくなる。
次は、数字そのものを見て感覚をそろえる。132点という数字だけを覚えるより、満点と一緒に並べたほうが第35回の見方は安定する。公式公表値だけを下の表に並べる。
| 実施回 | 合格基準点 | 満点 | 目安割合 | 読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 第34回 | 129点以上 | 215点 | 約60パーセント | 下限寄りの参考になる |
| 第33回 | 132点以上 | 220点 | 約60パーセント | 上限寄りの参考になる |
| 第32回 | 131点以上 | 218点 | 約60パーセント | 1点の差が出る例になる |
| 第31回 | 132点以上 | 219点 | 約60パーセント | 132点でも満点が違うと分かる |
| 第30回 | 129点以上 | 215点 | 約60パーセント | 129点の年もあると分かる |
表の数値は厚生労働省の各回合格発表による。第30回から第34回までの合格基準は129点以上から132点以上で、満点は215点から220点の範囲で動いている。
この動きから分かるのは、今年を132点固定で読むのは危ういということだ。129点や131点の年もあるので、自己採点は一点でなく帯で考えるほうが現実に合う。
自己採点の前に条件を確認したい人
先に確認したい条件を整理する
すぐにボーダーライン検索に飛ぶより、先に条件を確認したほうがいい人もいる。典型は129点から132点付近の人と、解答速報のソースが一つしかない人である。
理由は、近年の公式基準がまさにその帯で動いており、しかも第31回から第34回にかけて採点除外等の例も続いているからだ。境目帯にいる人ほど、何を確認したかで受け止め方が変わる。
具体的には、問題冊子に印が少ない人、迷い問が多い人、塗り間違いが頭から離れない人も先に条件整理をしたほうがいい。ここを飛ばすと、点数より不確かな部分に振り回されやすくなる。
逆に、十分に余裕がある点数で、迷い問も少なく、二つの速報で大きなずれがない人は、再採点を何度も重ねなくてよい。待ち時間の使い方を変えたほうが得になる。
自分がどの状態にいるかを先に言葉にしておくと、この後の表や判断軸が急に使いやすくなる。点数だけではなく、採点の材料がそろっているかも一緒に見てほしい。
次の表は、先に条件を確認したほうがいい人を整理したものだ。自分に当てはまる行だけ見れば、いま何を優先するかがすぐ決まる。点数だけでなく、採点の材料がそろっているかも一緒に見るのがコツである。
| 状況 | 先に見るもの | なぜ大事か | 放置すると困ること | いまやること |
|---|---|---|---|---|
| 129点から132点付近 | 過去回の公式合否基準 | 直近5回の境目帯と重なる | 一点差で気持ちが揺れる | 二つの速報で再採点する |
| 133点から137点付近 | 迷い問とマークの自信 | 上限132点より少し余裕がある | 過信しやすい | 不安な問だけ洗い出す |
| 138点以上 | 発表日時と記録保管 | 過去基準からの差がある | 再採点を繰り返して消耗する | 記録を残して待つ |
| 速報が一社だけ | 別の速報との照合 | 答えのずれに気づけない | 誤差を本気で受け止める | もう一社で確認する |
| 冊子への印が少ない | 自分の再現メモ | 後になるほど思い出しにくい | 採点の根拠が消える | 今日のうちに再現する |
特に129点から132点の人は、直近5回の公式基準帯と重なるので、ボーダーライン検索に最も振り回されやすい。ここに入る人ほど、一社だけの速報で安心も絶望も決めないほうがよい。
133点以上でも迷い問が多いなら気を抜きすぎないほうがいいし、138点以上なら再採点を繰り返すより発表日までの準備に時間を回したほうが実りがある。帯に応じて力の入れどころを変えるだけで、待ち時間の使い方はかなり変わる。
第35回歯科衛生士国家試験の自己採点を進める手順
自己採点を迷わず進める
ここでは、発表前の自己採点をどう進めればぶれにくいかを整理する。ボーダーラインを考える前に、採点の土台をそろえる話である。
公式の正答肢は3月26日午後2時で、それまでは民間の速報を使うしかない。Step DHと日本医歯薬研修協会の公開時期も違うので、最初から全部を混ぜると、どの時点の答えで採点したか分かりにくくなる。
実際の進め方は、一回目で主軸の速報を使って最後まで採点し、二回目で別の速報と照合してずれた問だけ拾う形がよい。迷い問を総得点に混ぜず、別欄に出しておくと、点数の見え方がかなり安定する。
やってはいけないのは、途中で何度も速報を切り替えることと、SNSで見かけた一問だけをその場で書き換えることだ。これを始めると、自分の採点が何版なのか分からなくなる。
まずは一回で最後まで終えること、そのあとにずれを拾うこと、この二段階だけ守って進めてほしい。手順が整うと、ボーダーラインの見方も整いやすい。
次の表は、実際に手を動かす順番をそのまま並べたものだ。上から順に進めれば、点数と不確定要素を分けて残せる。時間がない人は、三行目まででいったん止めてもよい。
| 手順 | やること | 目安時間や回数 | つまずきやすい点 | うまくいくコツ |
|---|---|---|---|---|
| 問題冊子と速報をそろえる | 最新版の速報を一つずつ開く | 10分 | 古い画像が混ざる | 公開日を先に見る |
| 一回目を主軸で採点する | まず一つの速報だけで最後まで採点する | 20分1回 | 途中で別速報を混ぜる | 最初は一本化する |
| 二回目を別速報で照合する | ずれた問だけ印を付ける | 20分1回 | 全問を最初から混ぜる | ずれた問だけ拾う |
| 迷い問を別欄に出す | 自信がない問を数える | 10分 | 合計点に混ぜる | 本点と保留点を分ける |
| 点数帯で仮判定する | 138以上 133から137 129から132 128以下で見る | 5分 | 一点差で断定する | 帯で見る |
| 発表日まで残す | 採点表を写真と紙で保存する | 5分 | 後で見返せない | 3月26日まで消さない |
手順は、一回目で点数を出し、二回目でずれだけ拾う形にすると乱れにくい。Step DHと日本医歯薬研修協会のように公開時点が違う解答速報があるので、最初から全部を混ぜないほうが迷いが減る。
最後に残すのは合計点だけでなく、迷い問の数と問番号である。合格発表前はこのメモがいちばん役立つので、紙と写真の両方で残しておくと安心しやすい。
ボーダーライン読みで起こる失敗と防ぎ方
よくある失敗を先につぶす
自己採点の失敗は、計算ミスより解釈ミスで起きやすい。特にボーダーライン検索の直後は、数字を急いで意味づけしてしまいがちである。
その理由は、公式の点数が単純な素点だけで決まらない年があるからだ。第34回では採点対象から除外、複数の選択肢を正解として採用、全員正解として採点の三つが実際に使われており、見方を一つに固定すると外しやすい。
失敗の具体例は分かりやすい。132点だけを見て結論を急ぐ、古い速報画像のまま採点する、迷い問を総点に混ぜる、この三つは境目帯の人ほど起こりやすい。
もう一つ多いのは、合格寄りの点数が出た瞬間に、その先の準備を止めてしまうことだ。点数が気になる時期ほど、次の行動まで止まりやすい。
先に失敗の形を知っておくと、気持ちの揺れ方が少し変わる。下の表は、その失敗を早めのサインと一緒に見つけるために使ってほしい。
次の表は、自己採点後に多い失敗を早めのサインと一緒に整理したものだ。左から読むと、いま起きている混乱の正体が見つけやすい。自分に一番近い行だけ見ても十分役立つ。
| 失敗例 | 最初に出るサイン | 原因 | 防ぎ方 | 確認の言い方 |
|---|---|---|---|---|
| 132点だけ見て結論を出す | 129点から132点で気持ちが大きく揺れる | 過去回の幅を知らない | 直近5回の公式基準を確認する | 今年はまだ帯で見る |
| 古い速報で採点する | 公開日が分からない画像を使う | 更新版を見ていない | 公開元と日付を見直す | これは何日の版か確かめる |
| 迷い問を合計に混ぜる | 再採点のたび総点がぶれる | 不確定問を別にしていない | 本点と保留点を分ける | 迷いは何問あるか先に数える |
| 特別処理を忘れる | 素点だけで無理だと感じる | 採点除外等を見ていない | 過去の別紙を知る | 除外と全員正解は別物か確認する |
| 合格後の準備を止める | 受かったら後でいいと思う | 合格だけで働けると思う | 免許申請を先に調べる | 合格確認後にすぐ動けるようにする |
表の上段三つは、境目帯の人に特に起こりやすい失敗である。第34回では採点除外、複数正解、全員正解が実際に混在したので、単純な素点だけで結論を急ぐほど読み違えやすい。
下段の失敗は、点数の話のあとに起こりやすい。厚生労働省は、国家試験に合格しただけでは有資格者として業務はできず、免許申請と登録が必要と案内しているため、合格寄りの人ほど次の準備も止めないほうがいい。
自己採点の結果をどう判断するか
選び方と判断軸を先に決める
自己採点の結果を判断するときは、点数だけでなく、どの軸で見るかを先に決めたほうがよい。ここでは、比較しやすくてぶれにくい軸を絞る。
土台になるのは、直近5回の公式合否基準が129点から132点で動いていることと、第34回のように特別な取り扱いが複数入る年があることの二つである。どちらか一つだけでは、判断が片寄りやすい。
実務的には、132点との差、速報どうしの一致度、迷い問の数、マークの自信、この四つを並べると見やすい。これなら、単なる合計点よりも、いまの不安の原因がどこにあるか分かる。
気をつけたいのは、どの軸も同じ重さではないことだ。境目帯では、点差だけを見るより、速報の一致度と迷い問の数を重く見るほうが現実的になる。
まずは自分がどの軸で弱いのかを一度だけ見てほしい。弱い軸が分かれば、やることは意外と少なくて済む。
次の表では、点数そのもの以外も含めて判断軸を比べる。自分の状況に近い列から見ると、焦りにくい。全部を埋める必要はなく、二つか三つで十分である。
| 判断軸 | おすすめになりやすい人 | 向かない人 | チェック方法 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 得点の余裕幅 | 129点から137点の人 | かなり高得点の人 | 132点との差を見る | 今年の確定値ではない |
| 速報の一致度 | 一社ごとに点が変わる人 | 公式正答肢後の人 | 二つ以上で同じ問を照合する | 新旧版を混同しない |
| 迷い問の数 | 境目帯にいる人 | 迷い問がほぼない人 | 問番号を数える | 総点に混ぜない |
| マークの自信 | 試験後に不安が強い人 | 再確認済みの人 | 冊子への転記と照合する | 思い出し違いは起こる |
| 特別処理の影響 | 境界圏の人 | 余裕圏の人 | 過去の採点除外等を見る | 件数だけで今年を決めない |
この表では、得点の余裕幅と速報の一致度を先に見るのが基本になる。直近5回の公式基準は129点から132点に集まっているので、132点との差が何点あるかはやはり外せない。
ただし、境界圏では点差だけで決めるのは危うい。第34回のように特別な取り扱いが複数入る年があるため、速報の一致度と迷い問の数まで合わせて見るほうが実際の判断に近づく。
点数帯ごとにボーダーラインの見方を変える
自己採点の点数帯で考える
いま一番知りたい答えを先に言うと、第35回の自己採点は129点から132点が境目帯である。133点から137点はやや前向きに見やすく、138点以上は比較的落ち着いて待ちやすい。一方で128点以下は厳しめに受け止め、次の準備も並行したほうがよい。
この線の引き方は、直近5回の公式合格基準が129点以上から132点以上に収まり、しかも特別な取り扱いが続いた回があることを土台にした目安である。公式の第35回ボーダーラインではないが、待ち時間に行動を決めるには十分使いやすい。
138点以上なら再採点を何度も繰り返すより、記録保管と発表日の準備に回すほうがよい。133点から137点は二つの速報の一致確認、129点から132点は迷い問とマークの整理、128点以下は気持ちの整理と次の手の準備に切り替えると動きやすい。
気をつけたいのは、この目安を断定に変えないことだ。特に境目帯は、一問ごとの扱いと自分の不安点で体感が大きく変わる。
自分の点数をどの帯で読むかが決まると、検索はそこでいったん止めてよい。あとはその帯に合った動きを取るだけである。
次の表は、いま検索している人が一番知りたい部分である。公式発表ではなく目安として読み、自分の点数帯でやることまで決めてほしい。数字だけでなく、次の行動を一緒に置くのが大事だ。
| 自己採点の点数帯 | いまの見方 | 近い過去データ | 次にやること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|---|
| 138点以上 | 比較的落ち着きやすい | 直近5回の上限は132点 | 記録を残して発表日を待つ | 公式確定前の断定はしない |
| 133点から137点 | やや前向きに見やすい | 上限132点を1点から5点上回る | 二つの速報で照合する | マークや更新差を見落とさない |
| 129点から132点 | 境目帯 | 直近5回の公式基準帯と重なる | 迷い問と不安点を整理する | 一点差で結論を出さない |
| 128点以下 | 厳しめに見る | 直近5回の公式基準を下回る | 次の準備も並行する | 調整だけをあてにしない |
表の区切りは、直近5回の公式合格基準129点以上から132点以上を土台にした本記事の目安である。公式の第35回ボーダーラインではないが、待ち時間に行動を決める基準としては使いやすい。
129点から132点の人は、いま最も情報に振られやすい層である。ここは合否を決めるより、迷い問とマークの不安を減らす作業に切り替えたほうが、3月26日の受け止め方が安定しやすい。
よくある質問に先回りして答える
迷いやすい質問を整理する
ここでは、自己採点のあとに出やすい質問をまとめて先に片づける。短く答えるが、理由も一緒に押さえると迷いが減る。
質問が集中しやすいのは、いつ公式が出るか、132点前後をどう読むか、合格後に何をするかの三つである。厚生労働省と歯科医療振興財団の案内、そして厚生労働省の合格発表ページを見れば、この三つはかなり整理できる。
具体的には、答えを先に読み、次に理由を読み、最後に次の行動を決める順がよい。これだけで、再検索の回数がかなり減る。
注意したいのは、短い答えほど安心しやすい反面、断定に見えやすいことだ。特に132点前後は、一行だけで決め切れない。
だからこそ、表は短い答えだけで終わらせず、次の行動まで置く。そこで初めて、自己採点が実際に役立つ形になる。
次の表は、検索されやすい質問を短くまとめたものだ。先に短い答えを読み、その後に理由と次の行動を見ると迷いにくい。境目帯の人は、短い答えより最後の列を重く見てほしい。
| 質問 | 短い答え | 理由 | 注意点 | 次の行動 |
|---|---|---|---|---|
| 今年の公式ボーダーラインはもう出たか | まだ出ていない | 正答肢と合格発表は3月26日午後2時だから | 速報は公式ではない | 発表日時を保存する |
| 132点あれば大丈夫か | 断定できない | 直近5回は129点から132点で動いているから | 今年の確定値ではない | 二つの速報で再採点する |
| 133点から137点は安心か | やや前向きに見やすい | 過去5回の上限132点を少し上回るから | マークミスや更新差は残る | 迷い問だけ洗い出す |
| 128点でも可能性はあるか | ゼロとは言い切れないが厳しめ | 過去5回の公式基準を下回るから | 調整だけをあてにしない | 次の準備も並行する |
| 合格したらすぐ働けるか | まだ手続きが要る | 合格だけでは有資格者として業務できないから | 免許申請と登録が必要 | 発表後すぐ案内を確認する |
| 正答肢はどこで見るか | 厚生労働省と歯科医療振興財団 | どちらも同時刻の掲示を案内しているから | 発表前後は混みやすい | 先に確認先を決める |
表のうち、公式発表日と正答肢の確認先、合格後の免許申請については厚生労働省と歯科医療振興財団の案内をもとにした。132点の扱いと点数帯の答えは、直近5回の公式公表値から整理している。
短い答えだけ読むと気持ちは落ち着くが、理由と次の行動まで見るとさらに迷いにくい。とくに132点前後の質問は、一言で断定できないからこそ、次の行動を先に決めておく意味が大きい。
第35回歯科衛生士国家試験に向けて今からできること
合格発表までにやること
合格発表までの時間は長いようで短い。今できるのは、情報を増やし続けることより、確認先を固定して待てる形にしておくことである。
厚生労働省の合格発表ページは、発表当日の午後2時以降に各試験の欄に表示され、時間前後はアクセスが集中して表示に時間がかかる可能性があると案内している。焦って開き直しを繰り返すより、先に確認先を決めておいたほうがよい。
やっておきたいのは三つだけでよい。主軸にした速報名、自分の点数帯、迷い問の数を一枚にまとめ、3月26日午後2時に見る先を決めておくことだ。
ここで大事なのは、噂の追加情報を追い続けないことである。見る先を増やしすぎるほど、待ち時間は長く感じやすい。
今日のうちに、自分の採点結果と確認先を一枚に書き出しておく。これだけで、発表までの数日はかなり過ごしやすくなる。
発表後にすぐ動けるようにする
合格発表のあとに一番大事なのは、結果を見たあとで止まらないことだ。受かった人も、ぎりぎりだった人も、次の行動がある。
厚生労働省は、国家試験に合格しただけでは有資格者として業務を行えず、免許申請を行い免許の登録を受ける必要があると案内している。さらに、医政局所管の国家試験では、合格発表で合格を確認した人は合格証書が手元に届く前でも免許申請の手続きが可能としている。
だから、合格寄りの人は発表前から手続きを先に調べておく意味がある。不合格の可能性を感じている人も、自己採点表と迷い問の記録は捨てずに残しておくと、次の振り返りがしやすい。
気をつけたいのは、結果の良し悪しだけでその日の動きを止めてしまうことだ。発表後は、喜びでも落ち込みでも手が止まりやすい。
3月26日午後2時に確認する先と、そのあとに自分が取る一手まで、今日のうちに決めておいてほしい。